奴隷
【分身】は素晴らしい能力だ
コツコツと技術が伸ばせる。
この世界は才能に応じて、技術がグングン伸びる。
逆に言えば、才能が無いと直ぐに技術は頭打ちになる。
農家出身なのに農業の才能が無い奴らは涙目な状況だ
そしてそれは別に珍しい話なんかでは決してない。
生家の職業に縛られる一生というのも、珍しい話ではない。
その救済が神への捧げ物、【贄】である。
様々な物を犠牲に必要な物を手に入れる
ここエルダーラインは、そんな世界だ
話は変わるが、女神の微笑みで親父が行商から帰った時、見慣れない男性を連れ帰ってきた。
「少し高かったよ」と苦笑いして紹介された男性、モルドは奴隷だと言う。
あ、この世界って、そういう世界なのね…
もっとも、地球ですら基本的人権なんてのが認識されたのは近現代に入ってからだ。そういう制度があっても不思議じゃないんだが…
そのモルドは労働ももちろんだが、ある程度の知識もあるらしく、有り体に言えば、俺の家庭教師として購入したらしい。
家夫長制が強い社会って女性の教育が弱いから、労働力も劣る女性の奴隷は安い。
男の知識人ってのは、まあそれなりの散財だったらしい。
村としても大人を含めた教育のため援助をしてくれたらしい。
ありがたい事だが、上手い話過ぎて裏を勘ぐってしまうのは、ピュアな見た目に反して薄汚れた精神を持ってるからだろう…
ごめん、嘘こいた
親父の遺伝子に猛烈な抗議をしたい所存です!
9割方書き終わって、データ飛ぶと不貞寝が捗る捗る
保存って大事。
ほんと大事ねw




