表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界がマゾゲー過ぎる件  作者: 海手三田
2/38

ここは何処?私は山田直樹

目覚めの爽快さに水を注すような、怒号とも狂乱ともとれる喧騒が聞こえてきた

「チートだ、チートをくれ!!」

「俺にもチートだ!!!」

「私は王女に生まれ変わって、学園で逆ハーを築くわ!」

「魔法と転移系はデフォとして、近接は王道の剣かな?」

「ハーレム王に俺は成る!!」「遊び人からの女賢者、そして勇者を籠絡。これが大正義」



なんなんだ、コイツら?


喧しい奴らが居る方を観察していると、こんな看板が目についた




【輪廻転生課】




ファッ?




【輪廻転生課】




ふぁっ?



【輪廻


「もういいですから」

直ぐ隣から声が聞こえた。



「変態や…」

「はっ倒すぞ、ワレ」

ニコニコ笑顔で純白の羽衣を着た無駄にイケメンのコスプレイヤーさんがそこに居た。


「残念ですが、山田様は脳梗塞でお亡くなりなられました…」

「頭に輪っか載せた変人コスプレイヤーに神妙な顔されても…どう対応すれば良いのか…」

「天使です」

「変人でしょ、むしろ変態」

「天使です」

「変…」

「天使です」

喰い気味に被せてきやがった。イケメンでツッコミも出来るとは、卑猥なヤツめ

「考えてる事、筒抜けですからね?シバき倒すぞ、ワレ」

ニコニコ笑顔で毒吐かれた。サーセン。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ