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異世界がマゾゲー過ぎる件  作者: 海手三田
10/38

初回特典

「その願い、妾が叶えよう」


なんだろう、背中がゾワゾワするのに、身動きも泣くことも出来ない。

蛇に睨まれた蛙って感じだ…



「そなた、楽に仕事もせず、怠惰に生きたいのだろう?」


あれ?スローライフって、そんな感じなの、こっちの世界だと



「ならば我が加護を受け取るが良い」



そう女神っぽいナニカが宣言した時、猛烈な悪寒が走った





あ、これ、アカンやつや…



「妾は享楽と怠惰の女神ミィミ。おぉ、そなたなかなか妾との親和性が良いの。能力も得たようだな」


え?加護がついたら、自動的にアビリティも取得なんじゃないの?



「何を阿呆な事言っておるのじゃ。そんな者ばかりだったら、世に異能ばかりが溢れるだろうが」


あぁこの方にも筒抜けのだだ漏れなんだなぁ「当たり前じゃ。人如きの考えなぞ意識しなくても読みとれるわ。むしろ煩雑なほどな」



なるほどねぇ



「故に、妾が貴様の深層意識化にある破滅願望や欲求に応える運びになったのだ」



ファッ!?



「貴様自身、上手く自分を誤魔化していたようだが、スローライフを求めていたのなぞ、表層意識に過ぎん。真に生まれ変わる前に望んでいた事は社会からの逸脱や自身の社会的抹殺よ。言うたであろう?煩雑なまでに読みとれると」




あまりの話に固まってしまった……

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