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特殊スキル「ファーストエイド」

魔法陣から解放された智香はどこかわからないが森林が生い茂る森へと移動していた


「こ、ここどこでしょう…」


おそらくラティシアによる転移魔法をくらい、どこか果ての場所に飛ばされてしまったのであろう

ここがラグトリアかもわからない状態であった


「わ、私これからどうしたら…」


智香が迷っていると、近くの茂みがガサガサっと動いた


「君、どうしたの?」


ガサガサっと動いた茂みからは赤いバンダナを付け、白い甲冑に、腰に長剣を持った金髪の男性が智香に声をかけた


「あ、あの…えっと…」


智香が発言に迷っていると近くの茂みから狼のような魔物が現れた


「あれはビースト!!君!危ないから下がっていて!!」


「ぐるるる…がぅぅ!!」


ビーストという魔物が金髪の男性に襲いかかる

男性はなんとか対処をするが


「ぐるるる…」


さらに近くの茂みから何体も出てきて


「くそ!この数を人を守りながらは無理だ!」


男性は襲いかかってくるビーストに対処が遅れてどんどんとダメージを受けていく


「わ、私がなんとかしないと…なんとか…」


智香は焦りつつも、スキル一覧を見ると


「ファーストエイド…?特殊スキルって書いてある…そういえばあの時…」


智香は女神から特殊スキルを貰っていたことを思い出して


「もうこの際なんでもいい!あの人を助けられるなら!」


智香は立ち上がり杖を構える

男性の足元に魔法陣が展開されて


「大地の神よ、天空の精霊よ…!全ての物を癒し、加護を与えん!!ファーストエイド!!」


ファーストエイドを唱えた瞬間男性の身体は光り


「なんだこれ…力が溢れるようだ!ダメージによる怪我も消えていく…なんて法術だ!

今ならやれる!うぉぉ!!」


男性はビーストに斬りかかり全部倒した後に智香の元へ向かった


「君、大丈夫?法術師だったんだね」


「は、はい、大丈夫です…」


智香はなんとか立ち上がる


「とりあえずここを離れようか、森は危険だ」


男性の後を付いていき、なんとか森を抜けた


「自己紹介がまだだったね、僕はアトス、アトス・シュナイダル」


「わ、私は春風智香と申します…」


智香はぺこりとお辞儀をして

「とりあえず、街まで行こうか?色々聞いたいこともあるし、それでいいかな?」


「は、はい、わかりました」


智香はアトスと名乗る男性の後ろへ付いていくことにした


次回 「辺境の地、アリスメイヤ」



「さぁ!始まりました!ランク外法術師のファーストエイド!番外編の番外編でもファーストエイド?のお時間です!!」


何やらスタジオにてテンションが高い人が話し出した


「司会はこの私!司会する男です!進行は!」


「あ、ど、どうも春風智香…です」


「アトス・シュナイダルだ!よろしくな!」


後ろからアトスと智香が出てきて


「このコーナーでは春風さんが使った法術を紹介し、さらにランク外法術師を盛り上げようというコーナーです!!」


「それでは今回の法術は…!いきなり来ました!

ファーストエイド!!」


スタジオの後ろのテレビには智香がファーストエイドを使っている映像が流れる


「これは凄い法術だった、効果はどんな効果なんだい?」


「えと、作者さん曰く、魔力を犠牲にして、体力と攻撃力、スピードとか、色々アップと回復をする

始まりの治癒らしいです…」


「なるほど、もっと詳しく聞き…」


「おっーと!時間切れです!では次回もランク外法術師のファーストエイドをお楽しみに!」

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