表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラーB  作者: 獅子奉篁
83/341

82

「先輩、見て下さい。

何ですか、あれ」


里奈は、上方を指差したまま言った。


「何だよ」


徳丸は面倒くさそうに言いながら、そちらを見上げた。


徳丸の視線の先の枝には、一羽の鳥が止まっていた。

灰色がかった体に黒い翼を持ち、襟元が黒く、顔は体と同じ色を帯びていた。

さらに、奥まった漆黒の瞳が、不気味に輝いていた。


「ありゃあ、オウギワシじゃねえか。

何だって?んな馬鹿な。

どうして、こんなところにいるんだ?」


徳丸は、口を開けたまま、桜の古木に止まる大型の鳥を見上げていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ