表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラーB  作者: 獅子奉篁
81/341

80

同じ頃、徳丸と里奈は、とある公園内を歩いていた。

いや、歩いているというより、近道のために横切っているという方が適切か。


午後になって、暑さはさらに増してきていた。

体感では40度を超えているだろうか。

ただ、周辺は木々が多く、幹や枝、さらに生い茂る葉によって、時々陽射しが遮られるのは救いだった。


「どうして、私たちはこんなに歩かなくちゃならないんですか」


里奈は、苦しそうな表情を浮かべていた。

汗だくのTシャツが、肌にべったりと貼りついている。


「仕方ねえだろう。

ウチの社はタクシー代なんて出ねえんだから。

現場までの乗り換え駅が遠いなら、歩くしかねんだよ」


徳丸は平然と言った。


「そんなこと言ったって」


里奈は口をとがらせて言うと、歩いてきた道程を振り返り、その後、これから進んでいく先を見た。

乗り換えの駅は、まだ視界に入ってこなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ