表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラーB  作者: 獅子奉篁
64/341

63

「一応、被害者の手首や足首周辺に、何かに咬まれた跡がいくつも見つかっており、その周辺が壊死、つまり細胞が破壊されております。手足が驚くほど腫れあがり、おまけに頭部は溶けかかっておりますので。まあ、見れたもんじゃないですわ」


中田の報告を聞き、居合わせた記者たちは、さらにざわめきだした。


「腫れ上がってるとすると、出血毒か・・・・・・。

毒蛇だとすると、そこまで酷いのは本土には居ないな」


徳丸は顎に手を当て、つぶやいた。


「ぶつぶつ何言ってるんですか?」


横に居る里奈が、小さな声で尋ねた。


「うるさいんだよ、おまえは!

人が必死で考えてる時に」


徳丸が怒鳴ると、里奈は不満そうな表情を浮かべ、黙り込んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ