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キラーB  作者: 獅子奉篁
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キラーB 5

世田谷中央警察署の堀田が現場マンションに駆けつけたのは、陽が昇ってから大分たった正午過ぎだった。


上下、茶色の着古したスーツの堀田は警官たちを従え、事件が起きた部屋の前に立っていた。


刑事の多くが、いかにも、という外見をしている。

特に、殺しを主に扱っている刑事の顔には、深い皺が刻まれ、暴力団員や凶悪犯と対峙しても、まったく動じないように見える。


50代の堀田は、同僚の刑事たちに比べると温厚そうに見えるが、それでも、よく見れば、らしい外見といえる。

特に、一見優しそうに見える目の奥の瞳は、獣を思わせる鋭いものだった。

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