表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラーB  作者: 獅子奉篁
57/341

56

「血清のある病院の連絡先が書いてあるなんて、私、一言も言ってません。

ただ、描いてある、と言っただけです」


スマートフォンから、女の声が流れた。

相手を騙し終えたとでもいうようなイントネーションだった。


この時、女の声に対し、早坂は何も答えることが出来なかった。


男が手にしている紙、そこに描かれてある蛇が、抜け出し現れたのである。

その蛇は、ガラガラヘビよりも遥かに巨大だった。


「う、うわっ」


早坂は、突如現れた大蛇から逃げようとした。

しかし、ガラガラヘビに何度も咬まれ毒が回った体は、痛みもあって容易に動かない。

大蛇は口を目いっぱい開け、倒れている早坂の頭に齧りついた。

さらに、それとほぼ同時に、太い胴体を早坂の上半身に巻きつけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ