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キラーB  作者: 獅子奉篁
308/341

308

変装を解いた私の顔を見た時、映美はそれは驚いていたわ。

自らが騙して玉川たちに生贄として差し出し、最後は自殺したはずの人間が目の前に立ってるんだから。



私と桐原は映美に猿ぐつわを嚙ませると、服を脱がせて縛り上げた。

私が玉川たちに屈辱を味わわされた時と、同じ状態にしてやった。



映美は声が出せない状態で泣き叫んだ。

でも私は、可哀そうだなんて少しも思わなかった。

この女のせいで、何人もの女性が玉川たちに犯され、死んだ。

私も玉川たちに屈辱を味わわされた挙句、殺されかけた。

怒りがこみ上げてきて止まらなかった。



私は桐原に映美のヌードを描くよう言った。

彼は最初拒んだ。

でも、猿ぐつわをとって問い詰めると、彼の妹を玉川たちに差し出したのが映美だとわかった。

途端に彼、桐原の形相が変わった。

鬼気迫る表情で、映美の裸体をキャンバスに描いていった。

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