表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラーB  作者: 獅子奉篁
295/341

295

「後になって、男たちの頭につけられていたカメラが回収され、絵から蛇が抜け出す動画を玉川たちが見た、というわけですね?」



堀田が尋ねると、安永あかりは「多分」と言い、うなずいた。



「そうか。その後、玉川から杉尾副総監に連絡が入り、主任と私に絵描きを探すよう命じたのか」



白井が言うと、



「その情報を掴んだ玉川が殺し屋を雇い、桐原さんを殺した」



堀田が沈み込むような声で言った。



「私が桐原さんのことを喋らなければ」



里奈は悔しそうに唇を噛んだ。





会見場では、玉川の話がまだ続いていた。

自身のこと、会社のこと、稀崎映美との出会い、さらには彼女との未来について。

まるで自社ブランドのプレゼンをするかのように、玉川は両手を広げて大げさに話し続けた。



「いつまでくだらねえ自慢話してやがんだ」



広い会場の奥では、徳丸のイラつきがマックスに達していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ