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キラーB  作者: 獅子奉篁
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「私は広い居間のような場所に居た。

手足を縛られ、身動き出来ない状態で寝かされていた。

やがて、男たちが入ってきた。全部で5人。

奴らは私に猿ぐつわを噛ませると縄を解き、私の服を脱がし始めた。

もちろん、私は抵抗した。

でも、5人の男たちに押さえられ、どうすることも出来なかった。

猿ぐつわは、舌を噛んで死なれてはつまらないから、と男の1人が言っていた。

獣のような男たちの前で、私は全裸にされた。

その男たちの中に玉川がいた」



他の3人は、ただただ安永あかりの話に聞き入っていた。

丁度この時、会見場では玉川と稀崎の登場が発表された。



「ようやくのお出ましかよ。

いい加減にしてくれ。たかが婚約会見じゃねえか」



会見場にいる徳丸が毒づいた。

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