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キラーB  作者: 獅子奉篁
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キラーB 25

「こちらが担当飼育員の笠原です」


紹介されたのは、眼鏡をかけた大柄の男だった。

年齢は30ぐらいだろうか。

体は大きいが、がっちりしているというよりは、丸っこいイメージで、これは、ゴム素材のダボダボのツナギの作業着のせいもあるだろう。


「何でも聞いてください。わかる範囲でお答えしますので」


女性が言うと、笠原という飼育員は軽く頭を下げた。

もじゃもじゃの乱れた髪で、顔は朴訥な印象を受けた。


「忙しいところ申し訳ない。聞きたいことがいくつかあるんですけどね」


「はい、何でも」


飼育員はまったく表情を変えずに言った。


「これは何というタコです?」


「これはミズダコというタコです。

日本近海にも生息していて、普通に刺身で食べられてます。

ただ、このタコは北太平洋のアラスカ沖で獲れたものを取り寄せたんです。

日本で飼育されているミズダコとしては最大で、全長7メートル、体重180キロ。

ミズダコの中でもかなり大きい部類です」


話し始めると、最初の印象とは違って、飼育員の口調は滑らかになった。

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