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キラーB  作者: 獅子奉篁
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キラーB 19

「例の井沢公園の熊の件があったのも、同じ頃だよな。

まったく、どうしてこんな変な事件ばかり立て続けに起きるんだ?

そっちの情報は何かあるか?」


堀田が尋ねたのは、稀崎映美の監禁事件と丁度同じ頃に起きた別の事件である。


現場は井沢公園のヒノキや松が群生する雑木林で、女性が一人殺された。


殺されたといっても、雑木林の中で肉片や血液、引きちぎられた衣類が見つかっただけで、死体も残されていない。


ただ、男性の目撃者が1人おり、ジョギングしていた際に雑木林で巨大な熊が若い女性を生きたまま喰っているのを見たという。


あまりにショッキングな話のため、ワイドショーはじめテレビはこぞって事件を取り上げ、付近は大騒ぎになった。

それは今も収まってはおらず、肝心の熊も見つかっていない。


こちらも堀田たちの管轄外ではあったが、事件の後、人手が足りずに堀田も白井も駆り出され、周辺の聞き込みを手伝ったりしていた。

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