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キラーB  作者: 獅子奉篁
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明かりを点けようと手を伸ばす。


だが、手がスイッチに触れる前に、顔の上に何かが覆いかぶさってきた。

ぬめぬめとして弾力感があり、なんとも言えぬ気色悪さだった。

しかも、異様に重い。


一気に目が覚めた。

だが、目は見えない。

視界が何かに遮られている。


気づいた時には、思い切り叫んでいた、はずだった。

しかし、声は言葉となって発せられていない。

そして、この叫び声によって、まとわりついているものが無くなることはなかった。

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