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キラーB 18
「わかりません。本人が何もしゃべりませんから。
でも、当然だと思いますよ。
無事解放されたとはいえ、何も無かったとは思えませんから」
「まあな」
「ネットでは、複数の男にレイプされたとか、酷い書かれようです。
実際、集団でレイプした後で女性を殺すグループがあるという噂はありますし。
このままだんまりで、ほとぼりが冷めるのを待つんでしょうが、心配ですね。
精神面のケアとか、してくれるといいんですけど」
「ずいぶん優しいんだな」
堀田は、かすかに笑った。
「あ、いえ」
白井は運転席の隣に置いてあった、ペットボトルの炭酸飲料を飲み干した。




