表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キラーB  作者: 獅子奉篁
161/341

160

「この写真には、マル害が何か生物のようなものに襲われた瞬間が写っています。加工されたかどうか調べてみましたが、写真には手が加えられていないという結果でした」


「そうなのか」


杉尾は写真を見つめたまま言った。


「写真を撮ったのは雑誌社の者ですが、マル害がサメに襲われたと言っています」


「サメ、だと?」


「はい。その言葉が信用できるかどうかはわかりませんが、一応ご報告を」


堀田の言葉を聞いた杉尾は、椅子に座ったまま考え込んでいた。

自分の言葉が一生に付されるだろうと考えていた堀田にとって、この対応はかなり意外だった。


「調べる必要があるな」


「え?」


杉尾の言葉に、思わず声を漏らしたのは白井だった。

驚いたのは堀田も同様で、どうにか声を出すのをこらえた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ