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キラーB  作者: 獅子奉篁
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「どうだ、これで見えるようになっただろ」


徳丸に肩車された里奈は、塀の瓦屋根越しに中が見える状態になった。

そこで繰り広げられている光景に、里奈は言葉を失った。


里奈から15mほどの距離にプールがあった。

そのプールでは、水中に落ちた男に、頭部を水面に出したサメが襲いかかっていた。


「ぐわー」


肩の辺りに、サメが噛みつき、男が悲痛な叫びを上げた。

一瞬にして、プールの水が赤く染まった。


「おい、何が起きてるんだ?おい!」


徳丸はイラついていた。

中からは、男の叫び声、さらには、激しい水音も聞こえてくる。

だが、里奈を肩車している徳丸の目の前には、塀の白壁があるばかりで、何も見えない。


「あ、あの・・・・・・」


パニック状態の里奈の口からは、言葉がスムーズに出てこない。


「何だ、早く言え」


「プールにサメが」


「なに?聞こえねえよ」


「プールにサメがいて、人を襲ってるんだってばー」


里奈はやけを起こしたように大きな声を出した。

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