表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/144

ただしイケメンに限る……って異世界でも通用するの?

 「エル、今夜は少し贅沢するか!」

 俺は、ギルドで得た報酬を数えながら、そう言った。

 「そ、そうね、じゃぁ、宿で調理場を借りてご馳走を作るわ。」

 先日聞いた話と併せて考えると、エルの中では「贅沢=ご馳走を作る」となっているみたいだ。

 どこまで貧乏性なんだよ、この王女様は。


 「イヤイヤ、せっかくだから高級料理店でも行こうぜ……あそことか?」 

 俺が指さしたのは、この街でも1,2を争う有名料理店だ。

 値段は銀貨1枚~と、結構なお値段ではあるが、たまにはいいだろう。

 「ダメよ!もったいない。」

 「いや、しかしだなぁ……。」

 俺の手の中には銀貨26枚がある。

 出かける前に大銅貨2枚しかなかったことを考えると、優に100倍以上稼いだことになるのだ……少しは気が大きくなっても仕方がないだろ?

  

 ◇


 ホーンラビットの肉が全部で銅貨40枚、ウルフファングの毛皮は殆どが穴あきのボロボロだったが、それなりに需要があるという事と、奇麗なものも数枚あったので、全部で銀貨2枚と大銅貨2枚、ウルフファングの牙は、丁度在庫が少なくなっていたこともあって全部で銀貨7枚、そして、オークだが解体せずに丸ごと持って来た為、手数料とか取られるかと思ったが、意外と好評で銀貨15枚で引き取ってもらえた。


 後は魔種(シード)の代金だが、ホーンラビットの魔種(シード)は等級外か10級で、所謂「クズ石」と呼ばれるもので全部合わせても銅貨3枚にしかならなかった。

 なので、そのままこちらで引き取ることをお願いしたら、何故か銅貨1枚とられた。


 なんでも依頼の際に得た魔種(シード)はギルドに納品する義務があり、取引はすべてギルドを通じて……という事になっているらしい。

 今回の場合は俺達が魔種(シード)を銅貨3枚でギルドに納品し、それを銅貨4枚で買い取ったという事になるそうだ……解せん。


 ウルフファングの魔種(シード)は7級で、1つ当たり銅貨1~3枚。

 俺達が持ち込んだものは質がいいものが多くあって全部で銀貨1枚と大銅貨2枚になった。

 合わせて銀貨25枚と大銅貨8枚……これが今回の稼ぎだ。

 これに、元々持っていた大銅貨2枚を合わせて銀貨26枚分、これが今の俺達の全財産である。


 ◇


 「シンジ、アンタホントに馬鹿ねー。銀貨26枚って、確かに一家族4人ぐらいが1ヶ月は暮らせる額だけどね……。」

 「だろ?だから今日くらい……。」

 俺とエルが話していると、一人の男が会話に割り込んでくる。

 「失礼、お嬢さん。よろしければ、この私に食事をご馳走させて頂けないでしょうか?」

 男はそう言うと、ふっと笑い、ファサっと髪をかき上げる。

 テンプレそのものと言った「嫌味な貴族」(*ただしイケメン)の登場だった。


 「まだ、色々買い揃えるのもあるでしょ。そうしたら、あっという間になくなるわよ。」

 エルは男を一瞥した後、何事もなかったように会話を続ける。

 「確かにそうだけど……でも食事1回分ぐらいなら。」

 俺はエルと会話をしながらイケメン男を見る。

 男は無視されたのが信じられないのか驚愕の表情をしている。


 「わかってないわねー、アンタが言ってた道具類揃えると、銀貨10枚以上するわよ。それに……。」

 そこで言葉を切って、ちらりと見上げてくる。

 「出来れば新しい服も欲しいし……。」

 結構するのよ?と少し頬を染めながら、そう言ってくるエル。

 まぁ、前まで着ていたものは、今回ボロボロになったしなぁ。

 「衣服か、この私に任せたまえ、お嬢さんに似合うドレスをプレゼントしようじゃないか!……おい、仕立て屋を至急ここへ連れてくるんだ!」

 またもや割り込んでくるイケメン。

 近くにいた者に何やら指示を飛ばしている。


 しかし、それを無視して会話を続ける俺達。

 「シンジは、私の作った料理はイヤ?」

 真っ赤になって見上げながら、そう言うエル。

 その恥ずかしそうな、それでいて一生懸命な様子……反則だっての。

 あんな顔してお願いされたら、オチない男はいないだろう……もちろん、俺を含めてだ。

 「食材……見に行くか。」

 「ウン!」

 エルは嬉しそうに頷くと、俺の手を握り歩き出す。

 出会った頃は、生意気なだけだと思っていたんだけどな。


 「君たち、待ちたまえ!」

 イケメン男が、前に回り込み俺達の行く手を遮る。

 エルが一瞥し、無視して通り抜けようとするが、その腕をイケメン男が掴む。

 「この私が、待てと言っているのだよ。」

 「何よ!放しなさいよ!」

 「気の強いお嬢さんだ。」

  フッと、気障ったらしく笑う男。

 俺は、エルを掴んでいる、男の手を掴んで引き離す。

 「やめろよ。」

 「ん?ゴミムシが、何か言ってるなぁ。邪魔だよ。」

 そう言って俺の手を振り払う。

 「私はこのお嬢さんと話があるんだ、邪魔なゴミムシは消えてくれないかね。」 

 そう言って、再度エルに伸ばす手を、俺は掴む。

 「邪魔だと言ってるだろ。」

 いらだった様子を隠さずに男が言う。

 「それは俺のだ。勝手に触るんじゃねぇ!」

 あ、あせって端折ったけど……ま、いっか。


 俺は掴んだ手元に魔法をかける。

 『着火!(ティンダー)

 熱っ!

 俺の手元を着火点にしたので、俺にも当然火が付く。

 慌てて火を消すが、相手は俺以上にパニックを起こしていた。


 「あつい!燃える。誰かっ誰か!火を消すのだ。」

 実際には俺が握っていたところが少し焦げて、ブスブスと煙が出ているだけなのだが、最初のインパクトが強かったらしく、慌てふためいている。


 「エル、今のうちに逃げるぞ!」

 俺はエルの手を握り、街中へと駆け出す。


 「ハァ、ハァ、はぁ……ここまでくれば大丈夫だろ……あいつは何だったんだ?」 

 大丈夫?とエルを見ると、そこには、真っ赤な顔で俯いているエルがいた。

 「アッと、ゴメン。」

 俺は慌てて手を離す。

 「ちょっと休むか。」

 俺はエルを誘って、近くの木陰に腰を下ろす。

 この辺りは憩いの場になっているらしく、離れたところに、ちらほらと、俺達のように座って休んでいる人々を見かける。


 「手!手だして!」

 エルが不機嫌そうな声で言う。

 こういう時は逆らわないほうがいいな、と俺は言われたとおりに()手を出す。

 「そっちじゃない、こっち!」

 エルは少し怒ったように、乱暴に俺の()手を掴んでひきよせる。

 そして、火傷を負った右手を両手で包み込む。

 「まったく、バカなんだから……ヒール!」

 エルの手が輝き俺の右手毎、光が包み込む。

 癒しの光が、俺の傷を癒してくれる。


 光が消えた後も、エルは俺の手を握ったままだ。

 「エル?もう終わったんじゃ……?」

 「あ、あっ、そうね。」

 エルはアタフタしながら、慌てて俺の手を離す……その顔は真っ赤に染まっている。

 そんな表情を見せられると、こっち迄恥ずかしくなってしまうじゃないか。


 「し、しかし意外だなぁ。」

 俺は気恥ずかしさを誤魔化すために話を振る。

 「な、何が?」

 エルも、丁度いいとばかりに話に乗ってくる。

 「いや、最初にあった時に、かなり過激に挑発してきたじゃないか?それなのに、手を握ったぐらいでアタフタしている姿が……ね。」

 俺が、そう言うとエルは、さらに顔を赤くして俯く。

 「あ、アレは……母様が、ああいう時、男の人にはこう言うと効果的って教えてくれたから……。」

 うおぉい!、エルのお母さん、アンタ娘に何を教えているんですか!


 「他にも、男の人が喜ぶ言葉とか、男の人の躾け方とか、男の人が何でも言う事を聞いてくれる魔法の言葉とか、色々教えてもらったの。」

 俺の中にあった、エルのお母さんのイメージ……無理やり後宮にあげられ、それでも娘の為に全てを耐えている薄幸の女性……が、ガラガラと音を立てて崩れていく。

 代わりに、夜な夜な、国王を縛り上げ鞭を振るう『女王様』のイメージが浮かび上がる。

 「これが本当の女王様ってか……。」


 「えっ?なぁに?」

 エルが俺のつぶやきに反応する。

 「いや、なんでも。男が何でも言う事を聞く魔法の言葉っていうのが気になっただけだよ。」

 まさか、そんなのがあるわけないと思いつつ、エルにそう言ってみる。

 「あのね、こうするの。」

 そう言って、俺の手を両手で握り、胸元にひきよせる。

 そして瞳を広げて俺を見上げる。

 その瞳が少し潤んでキラキラしている。

 その小さな口から魔法の言葉が紡ぎだされる。

  『お願い……聞いてくれる?』


 まさしく魔法の言葉だった。

 あのシチュエーション、あの表情で「お願い」されたら、何だって聞いてしまうに違いない。

 しかも、あの表情は、今までもエルが時折見せていた「反則級」の表情だ。

 ……あれがすべて計算づく?

 「……女って怖い。」


 ◇


 「美味い!」

 「ホント、よかったぁ。作るの久しぶりだったから。」

 ホーンラビットのステーキをメインに、ウルフファングの肉団子入り香草スープ。

 地元産の野菜をふんだんに使った、サラダと炒め物。

 パンも、いつも食べているのではなく、卵に浸して焼き上げ、はちみつをたっぷりと塗った、手の込んだものに仕上がっている。

 目の前に広がる御馳走の数々……全てエルの手作りだ。

 まぁ、ウルフファングの肉団子は、この間の残り物だけど。


 「御馳走って言っておきながら、これくらいしか作れなくてごめんね。」

 「いや、十分美味しいよ。こんなの生まれて初めてだよ、これ以上ないくらいの御馳走だよ。」

 エルにそう告げる……嘘ではない。

 俺の為に作ってくれた料理、しかもこんな豪華なモノ。


 俺の育った養護施設は、決して優良という訳ではない。

 それどころか、実態が晒されれば「最悪」というレッテルが張られること間違いない。

 そんなところなので「食事を忘れられる」なんてことは日常茶飯事によくあることだった。

 俺が10歳になる前まではちぃニィちゃん達が頑張ってくれてたお陰で、何とか食つなぐことが出来たが、ちぃニィちゃん達がいなくなった後、俺とミカ姉でバイト先の賄などを持ってきたりと、妹達を飢えさせないように頑張ったものだ。

 だから俺にとっては、食事というものは、金がかからず腹さえ膨れればいいという感覚でしかない。

 昼にエルに「贅沢しよう」と誘ったのだって、実はそう言うのが女の子が喜ぶという知識だけでしかない。

 現にミカ姉と話していた時だって「たまには贅沢したいね。」と言うミカ姉の口から出てくるのは、有名な高級料理店の名前だったから、ずっとそういうモノだと思っていた。

 

  俺が食べる姿をエルが眺めている。

 「どうしたの?食べないのか?」

 「ううん、食べるよ、でも美味しいって言って食べてくれる人を見るの久し振りだったから、なんとなくね。」

 そう言って、自分の分に口をつけるエル。

 「ウン、美味しぃ。」

 そう言って笑うエルの笑顔がこのご馳走に華を添えるのだった。


 ◇


 初の遠征から戻って1週間が過ぎた。

 「おかしい……。」

 「何が?」 

 俺のつぶやくのを聞いて、エルが訊ねてくる。

 「いや、銀貨26枚あった筈なんだけどなぁ……って。」

 俺の手元には銀貨2枚と大銅貨が数枚。

 「あんだけ、色々買ったらなくなるわよ。」

 エルが呆れたように言う。

 「そうは言うけどなぁ……。」

 エルの衣類や、俺達の装備は必須品だし、先の事を考えて調合器具や細工道具なども必要だ。

 それにアイテムを作る為の素材代が意外とかかったのは計算外だった。


 「まぁ、また明後日から遠出の予定だし、大丈夫じゃない?」

 エルが調合の手を止めずに言う。

 「そうだよな、今回はこれがあるし。」

 俺は、周りのソレを見る。

 そこには各種ポーション類をはじめとして、火炎瓶、炸裂玉、煙幕弾、麻痺玉、などなど……この1週間で作ったアイテムが積み上げられていた。

 そして、明日には頼んでおいた俺の武器が出来上がる。


 「明後日はどうするの?依頼を受ける、それとも……。」

 「そうだな、所持金の事を考えると、依頼を受けておきたいところだけどな……。」

 悩んでいるのには訳があり、その訳と言うのが、俺達が1週間宿に籠もって調合やアイテムづくりをしていた理由でもある。

 「あのバカ、段々露骨に過激になって来てるからなぁ。」

 「もう、そのまま別の街に行ってもいいんじゃない?道中、常設依頼の魔物を狩っていけば、向こうで換金できるでしょ?」

 「そうだな、その方がいいかもな。」

 「そうしましょうよ。その方が絶対いいわ。」

 エルの声が尖っている。

 まぁ、街に出る度に付きまとわれているからなぁ。

 「じゃぁ、その予定で……これを仕上げてしまおうか。」

 俺達は、いつの間にか止まっていた作業を続ける。


 ◇

 

 「ゴミムシ、待っていたぞ。」

 出来上がった武器を受け取り、ついでに何か買っていこうと、街中を歩いている所に立ち塞がる人影……ここの所何かと絡んできているイケメン貴族だ。

 奴は俺を見るなり、ニヤリと口元を歪める。

 「あの聡明そうなお嬢さんが、お前のようなゴミムシについているのはおかしいと思ったのだよ!」

 そういって俺の目の前に紙切れを突きつける。

 それは手配書だった。


 ……忘れてた、俺プリンセス誘拐犯の犯人だっけ。

 「何だこれ?」

 俺は敢えて、すっとぼける。

 手配書には、俺の背格好と特徴、王女の特徴などが書かれているだけで、別に写真が載っているわけでも無いし、俺と断定するには無理がある。

 まぁ、逆に言えばこじつけれるという事でもあるんだが。

 「ふっ、とぼける気か?まぁいい、お前を捕まえて王都に連れていけばいいだけの話だよ。」

 気障ったらしく前髪をかき上げる男。 

 「おいおい、乱暴だな、間違ってたらどうするんだよ。」

 「そんな事、怪しかったので捕らえた、と言うだけではないか?」

 何を言ってるんだ?と言う感じで言ってくる……そう言えば、貴族の感覚って、こういう感じだって言ってたな。

 貴族が本気を出せば、平民なんて理不尽の前に屈するしかないってわけか……。

 「だったらっ!」

 俺はポーチからアイテムを取り出して、イケメンの足元に投げつける。

 ボンッ!

 軽い爆発音とともに、辺りに煙が巻き上がる。

 「ゴホッ!……な、なんだ、これは!前が見えぬ!……奴を逃がすな!」


 ゴホッ、ゴホッ……自分も被害受けるのは計算外だった。

 少し離れたところから、右往左往している集団に向けて、さらに2個投げておく。

 被害箇所が広がった所で、俺はその場を離れる。

 手配書が回っている事を考えると、明日と言わず今日出発した方がいいかもしれない。


 「エルッ!すぐ出発できるか?」

 俺は宿の部屋に飛び込むなり、そう声をかける。

 「キャァーッ!出て行って!」

 見えない塊が俺の腹をえぐり、部屋の外へと吹き飛ばす。

 風魔法・エアブラストをエルが放ったらしい。

 「ぐえっ……。」

 なんで俺が……さっきちらっと見えたのはエルの裸体だった。

 俺のいない間に、身体でも吹いていたんだと思うが……理不尽だよな。


 俺が腹を抱えてうずくまっていると、ガチャリとドアが開いて、エルが中から出てくる。

 「アンタが覗くから悪いのよっ!」

 俺の前に、不機嫌さを隠そうともしないで、立っているエルの姿は、部屋着ではなくのまま出かけられる旅装束だった。

 一応、俺の声は聞こえていたらしい。

 「で、いきなり出発ってどういう事よ!」

 「あぁ、その前に俺も準備していいか?」

 俺は部屋に入り、手早く準備をしながらエルに説明する。


 「そう、もうここまで回ってきたのね。」

 「あぁ、だから厄介な事になる前に出発した方がいいと思ってな。」

 「そう言う事なら仕方がないわね。」

 エルの口調が少し柔らかくなる。

 「この宿の事もバレているだろうからな……迷惑をかけないように裏からそっと出るか。」

 「その方がいいかもね……って、その暇もないみたい。」

 階下でバタバタ、ガヤガヤ騒がしい……どうやらイケメン貴族の手の者が押しかけてきているみたいだ。

 「仕方がないな。エル、ちょっとだけ我慢してくれよ。」

 そう言って俺はエルを抱き寄せる。

 『空間転移(ディジョン)

 俺は転移魔法を使って宿の外へと出る。

 しかし、俺達の部屋は3階にあったので、このままでは地面に落ちてしまう。

 『力場発生(フィールド)

 そこで俺はすぐ下に『力場(フィールド)』を発生させ、そこに足をつけ、再度転移する。


 「さぁ、行こうか。」

 俺はエルを離して声をかける。

 抱き寄せていたのは『力場(フィールド)』の範囲が50㎝程度なので、離れていたら彼女だけ落ちるからであって、決して他意はない。

 他意はないんだよ……だからそんな真っ赤な顔で俺の方を見るのはやめて欲しい。

 「相変わらずしょぼいのね……まぁ、今回は役立ったけど。」

 照れ隠しなのか、そっぽを向きながらそんな事を言ってくるエル。

 

 「はいはい、しょぼくて悪かったね。それより急ぐぞ。」

 今は俺の空間魔法のしょぼさより、この街から出る事の方が重大だと思う。

 エルもそれはわかっているようで、俺に頷き返す。

 そして俺達は、街の外へと駆け出した。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ