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トリプルデート!? 何、そのリア充?

 「ウーン、どうしたものか。」

 俺は今街の広場の中央にある噴水の前で一人佇んでいる。


 「暇ならデートしよ♪」

 エルのこの一言で始まった今回の件。

 もちろん俺に選択権が与えられる間もなく……。

 「デートと言えば待ち合わせよね?と言うわけで噴水の所でね。」

 と、執務室を追い出されたのが40分ほど前の事。

 軽く身支度を整え、待ち合わせ場所に来たまでは良かったが、どうしてこうなった?と頭を抱える俺がいる。


 「お待たせー、待った?」

 声を掛けられた方を見ると、小走りで駆けよってくるエルがいた。

 その姿はモスグリーンを基調としたシンプルな形のワンピース。

 全体的にふんわりとした雰囲気が,いつものエルとのギャップを感じさせるが、それがまたよく似合っていて、普段とはまた違った魅力を引き出している。


 「あぁ、10分程な。」

 「ブブーッ!減点。そこは『今来た所だよ』でしょ!ハイやり直し!」

 そう言ってエルは少し離れて、満面の笑みで近づいてくる。


 「お待たせー、待った?」

 「いや、今来た所だよ。」

 「そっかぁ、遅くなってごめんね。」

 そう言って俺の腕を取りながらすり寄ってくるエル。

 「それで、何処に行くんだ?」

 俺がそう聞くと「デートなんだから任せるよ」という答えが返ってきた。

 ……この茶番は一体何なんだろう?


 とりあえず、そのあたりをブラブラと、という事で俺達は歩きだす。

 後の事は……まぁ歩きながら考えるか。

 

 特に目的を決めるでもなく、市場の露店を冷やかし、屋台で買い食いをしながらブラブラしているだけだったが、意外と楽しく、あっという間に時間が経っていった。


 「ふぅ、ちょっと休もうか。」

 かなり歩き回って、少し疲れを感じた頃合いで、俺はエルに声をかける。

 今いる場所は少し高台になっていて、海が見渡せる絶好の展望スポットだ。

 俺は近くのベンチに腰掛け、エルにも座るように促す。

 「綺麗ねぇ。」

 エルは俺の横に座り、景色を見てそう言った。

 「そうだな。」

 俺は肩に乗せられたエルの重みに愛しさを感じつつ、そんな風に呟く。


 「なぁ、何でいきなりデートなんだ?」

 しばらく無言で景色を眺めていた後、俺は疑問に思っていたことを口にする。

 「まぁ、色々あるけどね。一つは私達を放置した罪滅ぼしかな。」

 なんでも、あの女神の試練?は、俺が普通に武器スキルを鍛え、他の冒険者と交流してパーティを組みながら攻略を進めていけば1ヶ月ほど……こちらの時間では10日程でクリアできる難易度だったそうだ。

 「それが、聞くところによると、戦闘をほったらかして生産に励み、攻略を無視していたって……バッカじゃないの?」

 拗ねたようにそう言ってくるエル……まぁ事実だから否定は出来んな。

 「だから、その埋め合わせ……淋しかったんだゾ。」

 そう言って俺にギュっとしがみ付いてくる。

 後半は小声だったが、はっきりと聞こえただけに、エルの背中に回した腕に力を込めて引き寄せる。


 「まぁ、何だ……悪かったな。」

 「本当にそう思ってる?」

 か細い声を出しながら見上げてくるエル。

 陽に照らされた海面の反射光を浴びて、エルの髪がキラキラと輝いている。

 色合いの違う左右の瞳の色がやや鮮やかになっているのが、エルの気持ちを表していて、俺はつい見とれてしまう。

 エルがそっと目を閉じると、俺は自然と顔を近づける……。


 しばらくしてから唇を離してエルの顔を見つめる。

 薄く桃色に染まった頬、恥ずかしさで視線を背ける仕草が、何とも言えず可愛らしい。

 抱きしめている腕に自然と力がこもる。


 「あのぉ……そろそろいいですか?」

 「エルちゃん、タイムオーバーだよ!」

 突然かけられた声に驚いて振り向くと、そこには申し訳なさそうなアイリスと、「おこですよ、ぷんぷん」と態度で表しているリディアがいた。


 「これは?」

 「もぅ!いい所なのに邪魔しないでよ!」

 「私もそう思うのですが、リディアさんが……。」

 「そんなこと言っても20分も時間過ぎてるよ。これでも待ってあげたんだからね。」

 俺の疑問をよそに、何やら言い合いを始める三人……誰か説明してくれないかなぁ?


 ◇


 「という事で、私の番ですよぉ……と言うより、ずっと私のターン、ですかぁ?」

 少しの話し合いの末、エルとアイリスは去っていき、残ったリディアが俺の横に座る。

 ……と言うか、どこでそのネタを仕入れたんだよ。

 「……私には……してくれないのですかぁ?」

 唇に指を添え、小首をかしげながら見上げてくるリディア……その仕草は、まるで計算しつくされたように俺のツボをついて来る。

 あざといとわかってはいるが……可愛いは正義だ。

 正義の前に俺は無力だ……それを分かっているかのように、瞳を潤ませるリディア。

 いつもの様に揶揄っているのは分かっているんだが、たまには反撃もしないとな。


 俺は無言でリディアに口づける。

 「んっ……。」

 最初ビクッと身体を強張らせるリディアだったが、それも一瞬の事で、すぐ体の力を抜き俺に預けてくる。

 どれくらいそうしていただろうか……どちらからともなく体を離す……。

 「もぅ……不意打ちはズルいですぅ。」

 唇に指をあて、軽く俯きながら言うリディア。

 「そうそう揶揄われてばかりじゃいられないからな。……それより移動しようぜ。時間が決まってるんだろ?」

 「うぅ……不覚ですぅ。」

 ブツブツと呟くリディアの手を握って歩き出す。


 なんでも、時間を区切って三人が俺とデートをするという取り決めが出来ていたらしい。

 クリスは、まぁ今は忙しいから後日があれば……という事らしい。

 なんかクリスの扱いが雑で不憫になってきた。


 順番は装いを整えた順だとか……リディアも急いだらしいけど、エルに先を越されたとの事だった。

 そういうリディアの装いはフリルをあしらった白いブラウスに、レースをふんだんに使った黒のフレアスカート。

 胸元と腰にある大きなリボンが可愛らしさを強調している。

 そして、衣類に合わせたのか、ポニーテールに大きなリボンが、またいつものリディアと違った可愛らしさを演出していた。

 

 「ん?どうしたのですかぁ?」

 見つめている視線に気づいたのかリディアが聞いてくる。

 「あ、さては、私の可愛らしい魅力にメロメロなんですねぇ。」

 小悪魔的な微笑みでそう言ってくるリディア。

 

 「あぁ、余りにも可愛くて見惚れていた。」

 俺がそう言うとリディアの顔が一瞬で真っ赤になる。

 「なっ、ちょっ……そんなにストレートに返されると困りますぅ……。」

 俺が素直に応えると思っていなかったのか、恥ずかしさに悶えるリディア。

 そんな仕草も可愛いと思ってしまったので「可愛いよ、リディア」と囁いてみる。


 「な、何ですか、もぅ、もぅ!褒めても何も出ませんよっ!」

 俺の反応が予想外だったのか、目に見えて狼狽えるリディア。

 「揶揄い過ぎですぅ、意地悪ですぅ……。」

 瞳に涙を浮かべながらそう呟くリディア。

 揶揄ってるつもりは無かったんだけどなぁ。


 「まぁまぁ、これで機嫌直してくれよ。」

 俺は近くの屋台で買ったガレットをリディアに差し出す。

 はむっ……。

 黙ってガレットを食べるリディア……その姿は小動物を連想させる。

 「美味しいか?」

 「うん……でもクレープの方が好き。」

 俺の問いかけにそう答えるリディア。


 実は、街を復興する際に、クレープを始めとしたいくつかのレシピを広げてあった。

 ミーアラントは、海辺の街ではあるが、元々酪農や農業も盛んな土地柄なので、小麦粉も生クリームを始めとした乳製品も無理なく手が届き、ベルグシュタットとの交易が盛んになってからは玉子も安く手に入るようになったため、敷居はかなり低い。

 それに加え、リディアが中心となって新しいレシピを推しまくっていたから、クレープを始めとしたデザート類はあっという間に広がるだろうと思っていた。

 

 事実レシピは広がって、庶民の間でも受け入れられていたのだが……。  

 「何で誰も屋台でクレープ作ってくれないんですかねぇ。」

 リディアが残念そうに呟く。

 「さぁな。」

 俺はそう答えたが、実は知っていた……屋台でクレープが売られない理由がリディアにある事を。

 

 クレープを作る敷居は確かに低く、レシピは瞬く間に広まったものの、リディアが推していたせいで『御館様の所で出される高級料理』というイメージを植え付けてしまったのだ。

 その為クレープは作れるものの、御館様の所のクレープはもっと違うものであり、自分たちの作るのは紛い物、という間違った認識を植え付けてしまった。

 レムやリオナが、街中で実際に作ったものを見せて訂正をしてはいるが「私達を気遣ってくれている」「私達の為に敢えて近いものを作らせて申し訳ない」などと好意的に受け取られるものの誤解は解けないままで今に至っている。

 それでも他のレシピについてはある程度誤解が解けた物もあるのだが、クレープとプリンに関しては未だにそういう扱いである。


 それでも美味しい特別な料理に違いはなく、お祭りとか特別な日に食するという感じで庶民の間では根付き始めている。

 ちなみに、リオナが主導で広めたフライドポテトやハンバーガーは、あっという間に広がって、各自オリジナルのアレンジが加えられたものが、各所で出回っている。


 「納得いかないのですよ。」

 ガレットを食べ終えたリディアは、ハンバーガーを口にしてそう告げる。

 その声を聞き咎めた屋台の店主が、ギョッとして身を竦める。

 「美味しくないのか?」

 「美味しいですよっ!こんなに美味しいハンバーガーは久しぶりですぅ。」

 リディアの叫びを聞いて、ホッとしたような店主の前に、人々が行列を作り出す。

 リディアの声は宣伝効果があったらしい。


 「じゃぁ、何が納得いかないんだよ?」

 「クレープですぅ。ハンバーガーがこんなに美味しく作れるんですから、クレープがあってもいいじゃないですかぁ。」

 リディアとしては、レシピが広まり、このハンバーガーの様に色々とアレンジされたクレープを食べるのが夢だったらしいが、そんな事を街中で言うから、庶民の誤解がますます深まる事に気づいていない。


 リディアが恐れられてたりするわけでなく、逆にこういう街中で気軽に声をかけてもらえるくらいには愛されている。

 リディアの持ち前の明るさと無邪気さに加え、巫女としての実力、優しさ、慈悲深さなどが重なって、街中のアイドルと言ってもおかしくない位の人気があり、庶民にとっては『愛すべき姫様』なのだが、それゆえに「紛い物を姫様に出せない」と言う共通認識が皆の中にある。

 出しても怒りはしないだろうが、悲しい顔をさせたくないという事だ。

 すれ違っているのだが、それだけ愛されているって事だから、何ともしようがない。

 「こういうものは時間がかかるんだよ。」

 そう言って宥めるが、何とかしてやりたいと思うのも事実だ。

 いっそ領主御用達のカフェでも作って、そこでクレープやプリンアラモード、パフェなどを出させるか。

 それか、大会みたいなのを開いて、その最後にリディアに「こういうのが食べたかった。」とでも言わせるか……。


 「まぁ、ゴタゴタが片付いてからだな。」

 「そうですねぇ。」

 リディアも似たようなことを考えていたのか、同意の声を出す。

 「まぁ、とりあえずは他の美味しそうなものを堪能しようぜ。」

 「ウン。」

 俺とリディアは時間一杯迄屋台を回る事にした。


 ◇


 「ずいぶん食べてましたね。大丈夫ですか?」

 そう訊ねて来るのは、俺の横に座ったアイリス。

 紫を基調とした、どこか制服を思わせるようなワンピース。

 上部がすらっとしたイメージに対比してスカート部分がふわりと膨れ上がっている。

 幼い顔立ちに大人びた感じのワンピースのコントラストが、何とも言えない可愛らしさを醸し出している。

 

 「見てたのか?」

 「そういうわけじゃありませんけど、街中ではリディアさんは目立ちますから。」

 ちょっと困った感じでそういうアイリス。

 まぁ、あれだけ声を掛けられていれば、イヤでも目立つだろうなぁ。

 「アイリスはお腹空いてないか?」

 「えぇ、エルさんと食べましたから。」

 「そうか、じゃぁどこか行きたいところはあるか?」

 俺がそう聞くと、アイリスは「そうですねぇ……」と首をかしげて考え込む。


 「港の方に行きたいですわ。その後は浜辺にも。」

 「よし、じゃぁ行こうか。」

 俺はアイリスの手を握って、湊方面へと歩き出した。

 

 港が賑わうのは朝から昼にかけてだ。

 今のこの時間は閑散とした時間帯のようで、周囲の人影もまばらだ。

 「あー、ネコちゃんがいますよー。」

 そう言って駆けだすアイリス。

 

 港の漁師たちは、猫に対してネズミ退治の為に船に乗せることもあれば、余ったアラなどを振舞ったりもする。

 猫の方としても、ご馳走がもらえるし、また干してある干物を狙ったりもしている。

 ある種の共存関係が出来ている為、この辺りは猫が豊富にいる。


 「にゃぁ、にゃぁ、今日も可愛いにゃぁ。」

 アイリスは猫に囲まれて幸せそうだ。

 そんなアイリスを眺めていると、横からツンツンと衣類を引っ張られる。

 「なんだ?」

 『主様に新人の紹介ですニャ』

 二足歩行をする猫型の魔物……もとい魔獣?が声をかけてきた。

 「何だ、増えたのか?」

 『流石に吾輩一人では手に余り出したのニャ。だからレオン様にお願いして、呼んで貰ったのニャ』

 俺にそう話しかけてくるのは、猫魔獣(ケットシー)のマオ。


 ミーアラントが出来た当初、この港付近で暴れまわっている魔獣を何とかしてほしいという依頼を受けた事があり、その暴れまわっている魔獣と言うのが、コイツだった。

 まぁ、刺身をエサに罠を仕掛けたらアッサリと捕えることが出来たのだが、暴れまわって言う事を聞かない。

 そこで、魔獣は魔獣同士という事でレオンを呼び出したら、手のひらを反すように絶対服従のポーズを示したので、それ以来、この辺り一帯の猫たちを取り仕切らせている。

 漁師たちも悪さをしないなら、という事で快く受け入れてくれて、今では、漁師の求めに応じ必要な所へ猫たちを派遣したり、荒らしに来る魔獣や暴漢たちを退治したりする代わりに、報酬やえさを貰っているという共存関係が出来ている。

 

 「そうか、名前は?」

 『ニャーと言いますニャ』

 ニャーと言われた二足歩行の猫が頭を下げる。

 「そうか、がんばってくれよ。」

 俺はそう言ってねぎらいの言葉をかけ、そして思い出す。

 「そうだ、マオに渡すものがあったんだ。」

 そう言ってチョーカーを取り出しマオにつけてやる。

 『これは何だニャ?』

 「簡易版の収納バックだよ。使えるといいが……魔力を通せるか?」

 俺は使い方を説明すると、マオは早速中に入っていたものを取り出す。

 中にはケットシーのサイズに合わせた、剣や爪などの武器や防具、煙幕弾などのアイテムを入れておいた。

 

 「海の魔物に苦戦してるってアイリスが言ってたからな。……こっちはニャーの分だよ。」

 俺は予備で作っておいたチョーカーをニャーにもつけてやる。

 『感謝の言葉もないニャ』

 「お礼はアイリスに言えよ。」

 『分かりましたニャ。姐さーーーーーーーん、アリガトニャ!!』

 マオとニャーはアイリスのもとに駆けていった。

 

 いきなり飛びついてきた二人?匹?に驚きながらも、嬉しそう何かを話しているアイリス。

 たぶん、よかったね、とか似合ってる、とか、そんな類だろう。

 知性があれば魔獣とだって心通わせることが出来るのに、何で人間同士が争うんだろうな。

 アイリスの様子を見ながら、俺はそんな事を考えていた。


 猫たちと存分に戯れ、近くの浜辺へ移動した頃には陽も傾いてきていた。

 「あはっ、冷たーい……シンジ様も来ませんかぁ?」

 夕日を浴びながら波打ち際ではしゃぐアイリス。

 普段は執務などで大人びた顔をせざるを得ない彼女だが、こういう時は年相応の可愛らしい顔を見せてくれる。

 もっと連れ出してやらないとな……。

 そう思いながらアイリスの下へ行く。


 砂場を駆け回ったり、水をかけ合ったり、たまに飛び出してくる魚型の魔物を退治したりなど時間を忘れてはしゃぎまわった。


 ザザーン……ザザーン……

 打ち寄せる波の音を聞きながら、俺とアイリスは座って夕陽を眺めていた。

 もう1/3位が沈みかけている夕陽は海面に赤い絨毯を広げている。

 「綺麗ですね……こんな景色がある事忘れてましたわ。」

 「色々忙しかったからなぁ。」

 「こんな景色をシンジ様と一緒に見られるなんて、二年前は想像もつきませんでしたわ。」

 「アイリスが頑張ったから、今があるんだよ。」

 俺はそう言ってアイリスの頭を撫でる。

 「じゃぁ、頑張った御褒美……おねだりしてもいいですか?」

 俺を見つめるアイリスの顔が赤く染まっているのは、夕陽の所為だけではないだろう。

 きらめく瞳がそっと閉じられる……。


 重なる二人の影が、夕陽に照らされて、長く、長く伸びていた……。


ホントは100話に挟みたかったエピソードですが1話分ズレてしまいました(^^;


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