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No.32 五センチ創世記



 俺にとって、この世界が全て。創世記は下の大地から白いものが二本。ついで天からも二本。徐々に増えて最終的には三十二本。だが上下端にあった合計四本は世界外からのドリルとやらで削除済み。これが入ると轟音と血潮が吹くが仕方なし。今現在ある白いものは二十八本。時に欠け、時に剥げたりで、そのたびにドリルややすりが出てくるが、それも仕方なし。

 日常的に時には不定期に世界外から世界内にいろいろなものが放り込まれる。白いものはそれを刻み、すりつぶして更に奥に放り込む。極端に甘いものや刺激感があるものも入るがそれも運命。ただ、煙だけは苦手だ。世界内の上方から白いものが下りてきてこの五センチの中の世界を満たす。これも運命。

 ある日すべてが崩壊した。上下二十八本の白いものが一度に吹き飛ばされた。俺たちも生きていられぬ。瀕死の状態ながら小さなチューブたちが助けに入ってきた。せめて本体が生きていられるように。




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