表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/50

No.25 スタバ問答



 スタバはおいしいし、ゆっくりできる。店舗によって客層や店の雰囲気が違うのもおもしろい。今日は初めて入った所だが客は俺一人で客席も一人分しかない。カウンター前に全身緑色の女がいて俺に笑顔を向ける。大きな冠にうろこのある足、いや魚の尻尾が二つあって器用に直立している。まさか。

「ぁたし、スタバ女神ですけどぉ、ぃつもぁりがとぉございますぅ」 

 コスプレ上手だねと褒めると本物よぉと笑う。ヘビーユーザーの俺にあいさつにきたらしい。なんでもスタバ愛の強い人専門の透明閻魔帳があり、専用のポイントが貯まったら透明移動店舗が出現して招待してくれる。なにか望みはぁりますかと聞くので、迷わずスタバ発祥地のシアトルに行きたいと答えた。女神は満足そうに、ぁぁそれでこそぉスタバマニァだぁといって、非売品のグリーンフラペチーノと搭乗券をくれた。スタバに裏世界があるといううわさは本当だった。やったぜ。行ってくる。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ