ネタ無しオチ無し
「ズルズルっ」
「おいっ!!」
「ジュルジュル」
女の子が、何かをしている。男の子が話しかけるが無視だ。
「何をしてる?」
「寒い日は焙じ茶ですなぁ」
「いや・・・あからさまに、音がおかしいだろ!!」
最後に至っては、ゼリーっぽい。
「ズーズーッ」
「頼むから喋ってくれ・・・話が進まない」
ほぼ擬音で返事をしている。
「なんか・・・美味そうに聞こえねー」
「ギュルニュル」
「なんの音だぁ!!」
奇妙な音が、部屋中に響く。
「ぶあっくしょいっ!!」
「急に、クシャミすんな!!しかも、爺さんっぽいぞ」
いくら何でもアリだからといって、終わりのない話は止めてください。
「一応コメディだっけ?恋愛じゃないから、俺はコイツが好きなんて有り得ねー」
「私だって・・・・ゴフッ・・・・好きじゃない・・・と思いたい・・・・ぬひょっ」
「むせるな・・・最後はなんだ?」
せっかく良いこと?を言ってるはずなのに、むせたりしてるせいか、何やらギャグの匂いが・・・。
「にょほほ!!ごへっ!!」
「笑って苦しむな・・・苛めたくなるだろ?」
ウズウズしだした少年・・・。
「って、名前一度も出てねー!!」
「・・・あえて出さないでどこまでいけるか・・・・・にゅふっ・・・・ガンバロウ」
酷いです。名前が考え付かないのは確かだけど。
どこまで、いけるか頑張ります。
「注意書きしたほうが良いな・・・このストーリーはハチャメチャで終わる見込みが無いって」
「とある人みたいに飢えた人しか見なかったら?」
失礼ですね。飢えてはいませんよ。最近は、何があっても楽しくって仕方がありませんよ。
「ストーリー性がないよな?」
「・・・ひえっく・・・洒落臭い!!」
「急に叫ぶな!!驚くだろ!!」
酔っ払った質の悪いオジサンみたいだ。
お茶で酔うなよ。
「ぷっぷー・・・・実はお茶割りだったんです」
「いや・・・純粋なお茶だ。熱があったり暴走すると酔っ払った風になるんだコイツ」
あぁ、作者みたいですね・・・・ってウチ!?
ちょっと落ち込みました。
「ってことは、まともな小説になるのか?」
「作者は異常だから無理じゃね?・・・むふふ」
至って正常です!!失敬な人達だ。作者をからかって楽しいですか?
「楽しい!!」
「右に同じ・・・って、上に同じ?」
知りません!!もう怒りました!!
ということで、二人にはコスプレして、その服に似合うセリフを言ってもらう!!
「え・・・」
「ごめんなしゃい!!」
許しません。さて、少女のコスプレは、際どい悪魔のコスプレです。布が少ないので恥かしいですよ?
「うっ・・・水着みたい・・・しかも、悪魔の尻尾もあるし・・・何この槍」
顔を赤らめて、手で身体を押さえる。
さぁ、悪魔のセリフを言いなさい。
「うぅ・・・・あなたの魂を狩っちゃうぞ?」
「死神じゃねーか!!」
「うぅ・・・じゃあ私と魂の取引しない?」
可愛いです。赤い顔で潤目の悪魔・・・。
じゃあ次・・・隠し玉の少年。
ん〜コスプレは、やっぱゴスロリのメイド服だね!!猫耳バージョン。
「じょ・・・冗談だろ!?」
「きゃははっ・・・ミニスカだ!!ってか、女装じゃん」
目を逸らした表情もなんとも・・・。
スカートを必死に下げてる姿も可愛い。
「も〜。やだ・・・」
「なんか、私より可愛い・・・ムカつく」
男の人って、女装すると綺麗になりやすいよね。なんか羨ましい。
少年も、童顔だからこそ可愛くなった。
「ごめん。もう・・・ギブ」
「やっぱメイドのセリフってさぁ・・・ゴニョゴニョ」
どうやら知恵を授けてるようです。
少年は、首が千切れるんじゃないかという位に振ってる。
観念した少年は一度、深呼吸をして言った。
「ご主人様ぁ・・・お風呂にしますか?ご飯にしますか?・・・・・・・それとも・・・・・私にしますか?」
全部はダメですか?良いなぁ、顔の良い人は・・・似合ってるのが無性に腹が立つ。
まぁ、面白いものが見れたので許します。
「一番の腹黒は作者だ!!」
「ゴフン・・・確かに・・・悲しいです」
まぁ、全てはウチが楽しめれば良いんです。だって、自己満足小説ですし?
まぁ、やり過ぎたのは反省しますが。
ごめんなさいね、少年少女よ・・・名前も出てこないで、いつか、また暴走したら止めに出て来てください。
「俺、もう嫌だ・・・コスプレなんて・・・自分が壊れそうだ」
「新たな道へ行くの!?」
「いかねーよ!!」
ちょっと、鬱憤をどうにかしたいから作って自己満足小説です。キャラ達を自由に出来るのは楽しいです。