表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誘意夜桜  作者: 化火富 藍月
現の世界
93/100

協定成立

「……現在未定です……調査や報告が滞っている状態ですので」


夜は丁寧に簡単に説明した。


それに対し撫子はそうですかと言い放ち、椅子に深くもたれかかる。


そして後ろに佇んでいる背の高い黒髪のセミロングの少女を呼びつけ、耳元で何かを囁く。


少女は相づちを打ちながら了解しましたと答えた。


そしてもといた位置に戻って行った。


「では、そろそろお開きにいたしません?」


撫子はニッコリと笑顔で言葉を放った。


「………そうですね、これ以上はお互いに益を得られないでしょう、何よりも仕事に影響が出るかもしれません、なのでこの辺りで……」


夜はゆっくり椅子を引き、立ち上がりながら全員に言葉を送った。


「夜色金は各所に後日お送りします、用途は手紙で、受け取ったその一族の当主しか分からない暗号で送るので、くれぐれも他者には見せないように」


夜はそう言い残して、その場を後にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ