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誘意夜桜  作者: 化火富 藍月
誘う夜桜
7/100

月の花

「うむ........悪くない..........だが少し早いな...」


ここは様子を見よう...焦りは禁物だ

だが悠長に事を運んでいては

時間が足りないのも事実


「そうだな...ここは.....」


まぁいいか

どのみち不完全だろうが

成って貰う事に変わりは無いからな


「ここはじっくり実が熟すのを待つとしよう」


さて次は...と


分厚い本をパラパラと捲っていく


次は...この子か...住所は.....遠いな

二時間はかかってしまう

今の内に食事を済ませておくか



「おはよ~~」


「ん...おはよ」

挨拶をしてきたこの子は


白花 凛香【しらはな りんか】


癖毛に白髪ショートで青い瞳と整った容姿が印象的な私の友人である


「相変わらず本の虫ね」


「ん...好きだから」


「そんなんじゃ彼氏出来ないわよ?」


「いらない」


「即答ですか」

本当に本以外興味無いのよね~この子は...

私も本は読む方だけど...


「今日はなに読んでんの?」


「月の万華鏡」


「どんなストーリーなの?」

聞いた事無いわね


「万華鏡職人の少女が月の満ち欠けを

利用した新しい万華鏡を作る話」


「ふーん」

いまいち想像出来ない


「面白いの?」


「...まぁまぁ」


「じゃあ読み終わったら私に貸してくれない?読んでみたいから」


「ん...いいよ」

夜は小さく返事と共に頷いた


「ありがと♪」


今日も平和だな~

帰ったら本でも読もうかな♪




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