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誘意夜桜  作者: 化火富 藍月
誘う夜桜
30/100

黒金の斧

「何ぼ~っとつっ立ってんのよ」


自分の方を見て呆けている朝に渇をいれる夕闇


「あっああ、悪い悪い」


ハッと我にかえりいつも通りの態度で接する


「? まぁいいわ、

今はあの趣味の悪い斧を何とかしなきゃね」


どこかたどたどしい朝の態度に疑問を

胸に抱きながらも先の斧へと視線を向ける


「所でいつから俺の影に?」


蔵王を前へ構えつつ朝はずっと疑問だった事を

夕闇に問うた


「あんたがここに来る少し前よ」


本当は敵が来た時にいつでも不意討ちかませる

ようにスタンバってたんだけどね

でも相手が物じゃあなぁ、

不意討ちの仕様が無いわ


「全然気づかなかったよ」


驚いた様子で返事を返す朝に対して

夕闇は少し誇らしげな顔をしている


「まぁ気づかれない様に入ったからね

それはそう.....」


ズオン


突如黒金の斧が夕闇の言葉を遮る


大きく長い5メートルはあろう

重厚な黒金の斧が夕闇のこめかみめがけて

横に勢いよく振られた


それに対し夕闇は素早く上半身を後ろに曲げ

逆くの字の態勢で攻撃を難なく避ける


「と...」

まさか何の前触れも無しに攻撃して来るとはね

油断はして無かったけど


夕闇はさっき言いかけていた最後の一文字を

言いながら避けるとそのままの態勢で

ばく転して後ろへ後退し距離を取った


すると


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