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誘意夜桜  作者: 化火富 藍月
誘う夜桜
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「また...か..」

虚ろと哀れみを含んだ声で私はそう呟やいた。

人は何らかの役割や意味を抱えて生まれてくる

でなければ生まれる意味が無いからだ

少なくとも私はそう思っている

私は自分が何故生まれてきたのか把握している

役割や意味を知っているから

だから私はここにいる

ここにいて...ここにいて...またここにいる。

「まあ...初めから分かりきってた事だけどね...」

私はとうに諦めているから

いや...諦めるしか道が無かったと言うべきかな

「しょうがない.....よね...」



午前7時16分

窓のカーテンから朝の日差しが降り注ぐ

「んん....朝か...ふぁ~~あ」

あくびをしながら上体を起こし

ゆっくりベッドから降りた。

今何時だろ?

机の上にある懐中時計を手に取り

時刻を確認しようとした時

ドアをコンコンとノックする音が聞こえた

誰?と思いドアの方を向くと

「おーい夕姉~朝だぞ~起きろ~!」

弟の声だ

「起きてるよ~」

あれ?

私寝坊しちゃった?

改めて懐中時計を見ると

7時16分を指していた

16分寝坊しちゃったか

珍しいな

いつもは毎朝7時に起きてるのに

まぁいいやご飯食べよう!










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