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不尽ノ月
フォォォォ...
「........。」
少女は頬に当たる生温かい風と
ゴツゴツに隆起した地面の感触で意識を取り戻した
「..........。」
少女は起き上がると首を左右に動かし辺りを見回す
「..............?」
少女はしばらく周りをキョロキョロと見た後
その場に座り静かに考えはじめる
「.....」
しばらく考えると少女はゆっくり立ち上がり
前へ足を運び始めた
ここに居ても仕様が無い
そう思った彼女はまず場所を移す事にした。