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Baroque Academy / シティスクールストーリー  作者: 原作:Rebecah Creative Studio / シナリオ原案:桃太郎V
第二部
36/38

第八章 戦力不足な体育祭(0)

 2011年3月11日(金)14時46分


 東日本に弩級地震が起きた。


 建物は崩され、津波に流され、大半の人々が死滅したかのように見えた。


=被害状況=

マリア愛美 シチメン探しの最中、大地震に見舞われて重傷を負う。

ミント彩香 あまりの惨劇に、屋上で座り込む。

ガジュ 木枯らし荘が半壊、部屋中の家具が散乱して軽傷。

ミュゼット 地震から4日後、東北から流れてきた放射能にさらされ被爆。

カルウ お気に入りのフェンダー・ジャズベースが折れたほか、汚部屋が災いして軽傷。

チイア 彼の両親と妹が住宅全壊による死亡したことで深い傷を負う。

清子 ゲームの棚が転倒し、散乱。

杏璃と健太 幸い2人で外出していて、集合住宅(アパートメント)の倒壊に巻き込まれなくて済んだものの、住宅を失うことに。

ダイアナとハイペリオン オンボロ集合住宅全壊で住処を失う。

ブチョ 津波に実家が流されたことで絶望する。


 幸い、「ハンナ」や「仁雄」はワルシャワに住んでいる、「雅史」はニューヨーク州にいるので直接被害はなかったが、地震の被害に遭った「清子」達が気掛かりで生活に支障が及んでいた。


 安否確認を試みるも、インフラ麻痺のせいか電話もメールも応答なかった。連絡手段がない今、「清子」と幼馴染2人「杏璃」「健太」、「ダイアナ」や「ハイペリオン」の無事を祈ることしかできない「雅史」と「ラファエル」。


 ところが、「ラファエル」の実家に「ジェシカ」と「シチメン」が来た。議論の結果、5人の無事を確認することと、もうひとつは「ジェシカ」の提案で「レベッカ」の元へ来ること。3人の願いを引き受けた「シチメン」は一人で来日することとなった。


 ターミナルを出て、目の当たりにする惨劇。ありとあらゆる建物の大半が地震で倒壊していて、生存者がいるかどうか怪しい。とりあえず最優先事項は、「清子」の無事を確認すること。「雅史」から渡された「清子」の住所が記された紙を手に持ち、住宅街へ向かった。「清子」の無事を確認したほか、「ダイアナ」や「ハイペリオン」、「杏璃」や「健太」が「清子ンち」で寝泊まりしていたため、安否確認のクエストは完了した。次のクエストは、「ジェシカ」の頼みである「レベッカ」の元へ向かうことだが、インフラが未だに麻痺しており、最速で向かうには「ハイペリオン」の力が必要であるということ。「シチメン」の次の目的を聞き入れた「ハイペリオン」は17日までに「レベッカ」のいる地域へひとっ飛びして送り届けた。たまたま居合わせた「アレックス」を連れて、「レベッカ」と再会し、3人とともに「ガンバレJapan」を掲げた。こうして、「ジェシカ」との約束を果たしたのであった。


 『その後「レベッカ」は、しょぼくれた「ガジュ」に「いっしゅのちゃれんじせいしん」な言葉を授ける。』という展開は別の話として、大地震から3か月後に開催される「樋串武学園体育祭」。練習期間は5月21日(土)から6月21日(火)までとする。


 「雅史」は既にこの学園を卒業した。選手を鍛えるキャプテンは不在なので、「清子」の運動能力は依然として低いままだ。帰宅部に負けてはならない、負けてしまえば生徒会の名が廃る。スポーツ万能な生徒会は皆無、この学園の生徒は当てにならないので、都立高等学校の生徒になった親友2人「南和子」「ミュゼット」に加えて、「シチメン」に自分を鍛えるようお願いするのであった。

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