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良くはない出会い

9:1=ノンフィクション:フィクション

という適当自分史です。

誤字脱字にはご容赦ください。

わたしの物語に関しての突っ込みは何なりと。


 彼はバンドマン。なんとも、わたしのタイプではない顔。初対面はたったその一言で片づけられた。


 世間一般の女性たちが挙げる彼氏にしてはいけない3B職業というものがある。美容師、バーテンダー、バンドマン。何をもってこんな偏見が生まれているのかは知らないが、彼はその中でも最も夢追い人のような職業を選び、人生を捧げているように思えた。


 ここでまずわたしと彼の出会い。

 わたしはまたもやアプリで出会い、そういう行為をし、好きになり散々遊ばれ、最後は振られ、グダグダな日常を送っていた。わたしで遊んだ男に振られ、私はまたアプリで「いい人」を探す日々。「あ、この人の雰囲気かっこいー。(慣れた手つきで右スワイプ)」といういつも通りの軽い選択をし、実際に会うことに。一緒にお酒を飲まない?というテンプレ界の王様のような言葉をかけられ、それにひょいひょい着いてくわたし。ほんとに危ない。まあ、それは置いといて。集合場所についてこんなメッセージが来た。

「下駄履いてるからすぐわかると思うよ」

この一言をかっこいいと思う方もいるかもしれないが。わたしの反応は冷めきったものであった。え?下駄?困惑。もしかしてヤン〇スキニーのか〇ゆーにインスパイアされた系の方?絶対変人という考えが頭を過る。怖い。そしてとうとう対面。彼は青い服に下駄を履いてタバコを吸いながら登場。インパクト強すぎ。今からわたし家行くのか。これ怖い。絶対えっちしない。

 家まで行く道中、誰もが行う、年齢、学歴、趣味の確認の時間。年齢、学年についてはすぐに終わった。引っかかる部分はあったが。趣味の話になると彼の口達者ぶりが発揮される。どんな音楽を聴くの?どのアーティストが好き?などなど質問される。この類の質問は得意だ。わたしも音楽は好きだから。○○が好きなんだよねーというわたしの言葉にいいなあという肯定と共に、それに関連した質問を更にしてくる。ちゃんと否定をしない人間性。助かる。道中スーパーによって酒と水と食料を買い込み、俺が払うでと言ってくれたから、わたしが持って家に向かう。おごってくれたのに重いやろと言ってなんだかんだ持ってくれる彼。優しい。

 家に着いて、あらびっくり。汚い。汚いというか、散乱。最初に目に飛び込んでくるのは部屋の大半を占める布団。これは人間のために必要だから許す。次にクローゼットからはみ出す大量の洋服。おしゃれだから許す。そして最後に目に飛び込む、机の上やその下に蔓延る酒の瓶や空き缶、タバコの空箱。彼はかなりの酒ヤクザ、ヤニカスのようだ。そして、そことは扱われ方が天と地ほどに違うきれいに並べられたレコードと漫画。あらまなんとも魅力的な趣味ブース。好奇心うなぎ上り。

 布団の上に座り、一緒に酒を飲み始める。そしてまた音楽の話を始める。

なんか疲れるね、思い出しながら書くのって。

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