おてってじゃらし
「んー」
「(しかしこの前の鍛錬は
ちょっと大変だったなー
いや鍛錬自体はそんな大変じゃないけど
その後が…
大サブ君が相変わらず
空気読めないし…
https://storie.jp/creator/story/episode/53029)」
と私メイ莉加が
考え事をしながら
ボーっとしてたら…
「…」
ん?
誰かこの空き教室に入ってきた?
「…」
大サブ君が入ってきた…
大サブ君もここでのんびりしたいのか?
と私メイ莉加がちょっと考えると…
「メイ莉加」
「な、なに…?」
私メイ莉加を呼び掛けた…
まぁ想定内だけど…
何なのかな?
「お手」
………
……
…
「な、なんで…?」
私メイ莉加は犬?
「冗談だよ
気にすんな」
「そ、そう…」
一体
大サブ君は何だったの…?
何考えてるの…?
「じゃあこれ」
「………」
え?
私メイ莉加にねこじゃらしを
フリフリと
振りかざしてる感じ
なんだけど…?
大サブ君…
「ほれほれ」
「え…
えっと…?」
今度はネコ扱い?
「(本当に今の大サブ君
意味わかんないんだけど…)」
と考えてたら
「冗談だよ
何本気にしてんだよ」
と澄ました感じで大サブ君
「だったらさっきのは…?」
「だから冗談だって」
本当に意味わかんないや…
少なくとも私メイ莉加には…