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転移少女は人形任せ  作者: 狼桜
始まりの章
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スキル実践 その2

「後は……とりあえず分かりにくそうなのは保管庫かな?」


他のスキルは何となくどんなスキルか分かるが、これはどんなスキルかイマイチわからない。


「保管庫!」


そう言うとステータスプレートの様な板が私の目の前に現れた。


「う〜ん 何だこれ?」


プレートには正方形が10×10で並んでいて、更にその右上No1と表記されている。


その画面に手をかざして右にスライドすると、同じように10×10の正方形のページが現れて右上に

No2という表記に変わっていた。


「どうなってんるんだろ?」


元のページに戻す為に左側にスライドしていくと

No1のさらに左側のページにNo0という表記のページがあった。


そのページの1番左上の正方形がいくつかの正方形の中が何かイラストが描かれていた。


「?何だこれ?」


その正方形のイラストをタップすると更にイラストが拡大された。


「え〜と なになに? 金貨5枚?」


何故か金貨のイラストの下に解説?の文が書かれていた。


「これってどうゆう事なんだろ?」


そう思ってパネルを触ってみると今度は更にその上からパネルが表示されて、回収の文字が出てきた。


回収を押すと手に金貨が握られていた。


「お〜すご! 他にはなんか入っていないのかな?」


その後No0のパネルのイラストが描いてあるものを順番に見ていた。


正方形にはぬいぐるみ達、着替え(1セット)、保存食一週間分が入っていた。


ちなみにこのパネルを開いた状態でこれに向かって物を触れさせたりするとこのパネルの中に収納される。


「ふ〜ん 取り敢えずはこんなものか……? 保存食一週間分?」


とりあえず回収してみよう回収を押すと今度は何食分かを聞かれたので1を選んで回収する。


「昨日の夜に結局何も食べてないからちょっとガッツリ食べたいだけど…… はぁ〜」


保存食とは本来そんなに美味しくないものだ。


それは仕方ないのだがやはり美味しいものを期待してしまっていた。


「パンと干し肉だけって……」


ついでに言うと、グラスに入ったオレンジジュースは美味しかった。


「……はっ! そんな事よりも」


私が今森の中で何もしなけれだ、後1週間で食べるものがなくなる事になる。


パネルをぬいぐるみ達の欄を開いて本当に私が向こうの世界で可愛がってきたぬいぐるみ達全員だ。


それらを全てオート操作のスキルを作動させ、


「みんなちょっと今から私の代わりに森の探索に行ってきて 危なくなったら絶対逃げてきて!」


そう言うと、大小合わせて大体250体程のぬいぐるみ達がドアから森に出て行った。


ちなみにぬいぐるみ達全員は多分私よりも戦闘が出来るようなスキルになっていたから大丈だと思う。


さて、人が作った道は見つかるのかな?


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