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転移少女は人形任せ  作者: 狼桜
始まりの章
8/23

スキル実践‼︎

自分で戦うことのできるかスキルがないことに絶望しながら取り敢えずスキルを実践していこうと思う。


「え〜っと 人形召喚!」


そう言ったが特に何も起こらなかった。


「う〜ん どうしただろう」


スキルは口に出すか、心で唱えるの発動するはずだ。


なら、発動しないなんてことないと思うだけだな。


「人形の名前呼んなほうがいいのかな? 人形召喚ルーシ」


そう言うと私の前にクマのぬいぐるみのルーシが現れた。


「うわ! ビックリした」


多分現れると知っていたけど、初見でいきなり来られるのは流石にビックリする。


ルーシは1番長い間私のお友達として付き合ってくれたクマのぬいぐるみの親友だ。


辛い時も寂しい時も楽しい時も嬉しい時もずっとこの子とは一緒にいた。


この子が私ともっと仲良くなってくれるのかと思うと、すごくワクワクする。


「落ち着け落ち着け 私〜 ふぅ〜」


多分操人形っていうスキルでこの子のことを操れるだろう。


友達を操るのは気が引けるけど物は試しだ。


「操人形 ルーシ」


そう言うとルーシはまるでキャラクターのように立ち上がった。


「お〜 すごい! ルーシ ジャンプ」


ルーシは私の思い描いた通りにジャンプした。


どうやら、頭の中で思い描いた通りに動いてくれるらしい。


「そういえば、この子にステータスってあるのかな? 鑑定」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルーシ


レベル1 性別なし


職業 護衛士


職業スキル 護身術 護衛術 身代わり

      爪術 自動修復 防汚 覚醒

     

自動スキル 悪意感知  敵意感知 力+5

      

天啓スキル クマクマ殺法 オート操作


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「……私のステータスクマのぬいぐるみに負けてるって……くっ! 流石にルーシなかなかやるな!」


正直ぬいぐるみより貧弱なのは悲しいが、私は全く戦闘ができなさそうなので、これはまぁ助かる。


ぬいぐるみに守られるのは恥ずかしいけど……


「え〜っと ルーシオート操作にして」


そう言うとルーシは急に動かなくなった。


「え! ルーシどうしたの?」


私の反応に反応してルーシが動き出した。


オート操作は私の考えを勝手に反映させて行動するようだ。


さっきの場合、私が動かないことに不安を感じたので、それを払拭するためにルーシが動いたということなのか?


まぁいい次のスキルの確認だ。




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