宿屋
久々の投稿すいません。
多分しばらくは大丈だと思います。
受付を通されて階段を昇った先にある部屋に通された。
左右5部屋ずつあり、その真ん中の通路は大柄な人が往来できるぐらいの幅が確保されていて充分な広さが確保されていた。
「じゃあ俺たちはいつもの部屋だから 何かあったら隣のリーンかロウリンに聞いてくれ」
そう言って、4人は左手奥から1番目と2番目の部屋に男女別れた入っていた。
ちなみに私の部屋はロウリンさんとリーンさんの隣の部屋で左側の真ん中の部屋になっている。
木製の薄い扉を開けると中は照明がついておらず若干薄暗い印象の部屋だった。
掃除や手入れ走ったからしてあるが丁度窓が日の入る方と逆の方を向いているのであんまり日が入ってこない。
なので、今が夕暮れ時なのも考慮してもかなり暗い部屋になっている。
まあ、お金を借りている身分なのであんまり文句は言えないが反対側ならもっと日が差し込んでいるだろう。
「まあ、どうでもいいんだけどね」
正面の窓を挟むように両脇に2つのベッドがあり窓の下には小さなテーブルがある。
入ってすぐ棚を開けると物入れのようになっており、鍵穴がついているのでこれもさっき渡された鍵で締める事ができる仕様になっている。
取り敢えず、部屋の中はこんな感じだ。
夕食は出されるらしいがまだ、その時間では無いようだ。
とりあえずベッドで横になって、
「ルーシ おいで」
この間気づいたがいちいち収納庫から取り出さなくても名前を呼んだら出で来てくれようだ。
勿論出てきてくれた時点でオートで動いてくれるようになっている。
「ねぇ、ルーシこれからどうしよっか」
そんな私の問いかけにルーシは首を横に傾けた。
はいか、いいえの問答を出来てもこんな質問には答えれなかったか。
答えれてもビックリするだけだが。
「私弱いから戦えないからみんなに迷惑かけてるもんね 出来ればみんなで安全で快適に過ごせるように頑張ろうかな?」
私を守るためにみんなが戦っているのを見るのは嫌だ。
私はみんなとのんびりゆったり過ごしたいんだ。
ルーシはそれに対して首を縦に振ってくれた。
「ん、ありがとうルーシまた、今度みんなにもお礼言っておく…か………らね」
私は歩いて来た疲労のせいかベッドの上でスヤスヤと眠りについてしまったのである。
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