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転移少女は人形任せ  作者: 狼桜
始まりの章
12/23

街道を目指して…

ぬいぐるみ達が見つけてきてくれた街道を目指す事にしていよいよ準備も終わりマイハウスから旅出そうとしていた。


「この家は……収納出来るのかな?」


自分のスキルで出したドールハウスは多分収納すらことが出来るだろうと考えていた。


「ドールハウス 収納」


適当に言ってみたが案外当たりだったようで目の前にあった家は跡形も無くなった。


「多分大丈夫だよね? 一応後でちゃんと確認しておかないと…」


とりあえず、しまうことは出来たので街道を目指して出発だ。


とりあえず魔物に遭遇した時のために10体のぬいぐるみを収納庫から出してオートにしておく。


「じゃあ行きますか‼︎ 街道があるのが丁度家を出て真反対の方だったはずだよね?」


ぬいぐるみ達を自分の周りに付けて守って貰いながら先に進む。


数十分歩いたかというところで、自分の右手の方からガサガサという物音が聞こえてきた。


まさか人か!と思いその場で止まって自分の右手側を向いておく。


『ギィシシシシ』


気持ち悪い声を上げて出てきたのは、ついさっき見たような展開的なゴブリン達だ。


その数10匹。


丁度今出しているぬいぐるみさん達と同じ数だ。


緑色の肌に身長は1メートルにも満たない小柄な魔物だが、そこそこ知恵が働いたり上位種がいたりするともっと面倒にするようだ。


咄嗟に鑑定したらそんな内容が記載されていた。


能力次第は昨日見たのと同じだが数が多いのと、

その戦闘を初めて見る。


ゴブリン達が私を見るとニヤニヤしていて心底気持ち悪いと思う。


私達を取り囲んで私に近づいてきたゴブリンにルーシが飛びついた。


ルーシはゴブリンの頭に飛びつくとそのまま首を締め上げていって、最後には首が半分くらいの太さになるくらいまで強い力で締められている。


それを見た他のゴブリン達も私を殺そうと迫ってくるが、他のぬいぐるみさん達が手段は違えど結果はルーシと同じ感じにしている。


向こうにいた頃に絶対に見ないような光景だったが、今は別になんとも思わない。


首が捻じ切らんばかりに曲がって、辺りに緑色の血が滲んでいるのに何とも思わない。


「とりあえず収納庫にしまっておこう」


転がっている10体の死体に手を近づけてゴブリンの死体を収納する。


今更だが、収納庫に同じ物を複数なおすと一つの四角になおされることがわかった。


そんな感じで、途中でキンググリズリーの番と遭遇したけどルーシ達は難なく討伐した。


そんな感じで進んでいたが日が暮れ始めたので、

ドールハウスを召喚して休むことにした。



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