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はじまる新生活

「てかさーこのカッコなんなの?私、来た時作業着だったよね?」

【いやぶっちゃけダサいし汚かったし異世界の魔女みたいな服の方が似合いそうだったし?】

「お前ー!人が一生懸命これ着て働いていたのに汚いだと!」

【ゴメン、ゴメンそんなに大事なものだったの?ちゃんとここにあるから安心して】

「ナナミ今どっから出した??」

【四次元ポケット!てへっ♪⠀】

「まあ収納みたいなものかまた今度教えてね便利そうだし」

【いいよー】(使えたらね)

「最後なんか言った?」

【何もー】

「とりあえずギルドか何か行こうよ街あるでしょ?」

【あるよあそこに】

「へー意外と発展してるね!町並みは中世っぽいけど」

しばらく歩くと目の前にいかにもな建物がありました。

【はーいこれがこの街のギルド兼レストラン ノクターンです!】

『ようこそ!ライナート共和国の端の街イナテンチへ!冒険者登録はこちら!レストランはあちらです!』

「あの冒険者登録したいんですけど・・・」

『転生者の方ですね!新しいチートを楽しみにしてます!えーとこちらは女神様じゃないですか!なんと恐れ多い・・・・』

【あーどうもー!】

「へーこの辺りじゃ信仰されてるんだねーでもこのコみんなが思ってるような女神じゃないよ」

【そんなこと言わなくていいの!】

『何をおっしゃいます!2人とも美人でスタイルも良くてまさに理想です!』

【ねぇあの娘私たちが理想だってあんな立派なもの2つもつけて何言ってんだろうね】

「ホントだよねー」

『はわわわ・・・・お二人の視線が痛いです・・・』

『とりあえず登録しましょー!』

(逃げたな)

『これに手をかざしてください』

『はいもう大丈夫です。こちらがアオイ様のステータスです、最後に一言付けてくれるのも面白いので読んでみてくださいね!』

アオイ Lv43

種族 魔女

体力 100

攻撃力 100

魔力 200

知力 200

使える魔法 鋼鉄生成、精神強化、精神劣化

特性 人たらし


転生者の魔女なのに弱くね?人たらしって何?マジウケるんですけどwww


「はー?何こいつ私を煽ってんの?あんたなんかに私の何が分かんのよ!」

【まあまあ落ち着きなって!いいじゃんLv43も最初からあるんだし】

「でも体力100とかって高い方なの?」

『初期値です』

「じゃあ私はLv1から体力とか上がってないってこと?」

『魔力と知力は上がってるのでご心配なく!他のもそのうち上がりますよ多分』

【こう言ってるし気を落とさずに!】

「そういうあんたはどうなのよ・・女神だからさぞ高いステータスなんでしょうね?」

【まあね】

ナナミ Lv77

種族 女神

体力 777

攻撃力 777

魔力 777

知力 77

使える魔法 異空間収納、流行察知

特性 ギャル


幸運の女神様流石のステータスです!でも知力77って・・・女神様ってバカだったんですね・・・・

【こいつ!バカとは何よ!そんなこと言うアンタの方がバカよ!】

『すいません!この機械毒舌で有名なんです・・・・』

アオイはナナミをしれっと無視して続けた。

「この辺りに住むところはありますか?」

『ありますよ!お二方にピッタリの素晴らしい物件が!お金はいらないのでどうぞ!』

そう言って2人は街の近くの高原に案内された。

「へーいい所じゃんあの家?」

『そうです!ご自由にお使いください!こちらの畑も付いてます』

「ここからなら街が一望出来るね!いつまで拗ねてんの!この景色みてみなよ!」

【キレイだね!あの何も無い空間とは大違い・・・】

「じゃあここに住みます!」

『お二人が街にいらっしゃると我々も安心です!何かあればいつでもどうぞ!そういえば名前を言ってませんでした!私はギルド職員2年目ルナと申します!呼び捨てでいいですよ!』

「うん!よろしくねルナ!」

【よろしくー】

「これから新生活ね!楽しまなきゃね!ナナミ」

【zzzzzz】

「寝てるし・・・まあ今日は色々あったしね」

『じゃあ私はこれで!おやすみなさい』

「うん!色々ありがとうおやすみ!」

「ほらそんな所で寝ると風邪ひくよ!」

【うーんナナミ?二ヘラ(●'w'●)】

「ほんと子供みたいで可愛い ほらベッド行くよ!」

【ムニャムニャ・・・アオイありがとう大好き・・】

(私は頬を赤らめてしまいました、今まで大好きなんて言われたこと無かったから・・・)

「ありがとう・・・私も大好きずっと一緒にいようねzzzzz」

【うん!寝たかな?アオイに大好きって言われた!寝たフリりして正解だった!!大好きなのはウソじゃないからね!ずっと一緒!】

(そうしてようやく1日目が終わりました)


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