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第6章

ここでは戦時建造輸送船のうち、貨物と人員を搭載する、通常貨物船の機動力を強化した、高速兵員輸送船仕様のものを紹介する

この章では、標準型の戦時建造輸送船のユニットを差し替えて、貨客両用とし、さらにブースターと増加燃料タンクを追加した船を紹介する。


これは、強襲揚陸艦艇などで確保した拠点に後続部隊を速やかに増援するための高速兵員輸送船として運用されていた。


兵器類は通常の貨物船と変わらず、デブリを対象とした自衛火器のみである。


ただしブースターと増加燃料タンクを付けたことから正規の戦闘艦艇に相当するくらいの機動力を持つ。


このため派生型として、艦隊随伴用のタンカーや、重要人物の移送専用に改装されたもの、実物大の囮に改造されたりと、多岐に渡って使用された。


このタイプで注目すべき活動は、月を周回する中国側の早期警戒衛星をまるごと奪取する作戦に投入されたことであろう。


捕獲された残骸から回収された中華帝国宇宙軍の敵味方識別装置やパッキングした情報を活用して、中華帝国宇宙軍艦艇になりすました高速兵員輸送船「しれとこ丸」は、早期警戒衛星に接舷、まるごとかっぱらう作戦に成功する。

この時はダミーの老朽化した衛星を搭載していき、デブリなどによる敵のセンサー網の死角を利用して、すり替え、しばらくしてからデブリの衝突に見せかけてダミーを破壊 するまでして偽装した。


こうして敵が真相について薄々気づくまで、早期警戒衛星についての生の情報を入手、防空網の盲点を知ることができて、後々月面基地への奇襲作戦に活用されたのである。




地味な艦艇の割にはいい仕事をしています(^-^)。


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