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第2章

この第2章においては最初の建造艦となった「つき」級について述べていきます。

「つき」級は我が国が初めて建造した量産型宇宙船であり、戦時標準輸送船のプロトタイプになった記念すべき艦艇である。

建造にあたり大東亜戦争での戦時標準船の記録などが照合された。

その結果、戦時だからスペックダウンするのはリスクが上がるだけで、意味がない。

まずは、必要十分な性能を確保してそれから、量産しやすい形にするのが先決であるとなった。

そこで考えられたのが徹底したユニット化である。できるだけ地上の工場で製造されたユニットは、無人輸送ロケットこうのとり3などで打ち上げられ、軌道上にて回収、他の部分と結合して一つの船体になるようにされた。

有名なブロック建造方式と同じやり方である。


「つき」級の1番艦となった「たかつき」は、操舵室、貨物室を3つ、機関室、ブースターを装備した形で高速貨物船として就役した。


2番艦の「ながつき」は貨物室を1つ、客室に入れ替えた貨客船のプロトタイプとなった。


3番艦の「ふゆつき」は貨物室を、センサー、長射程レーザー、多目的投射装置に替えた純粋な近距離護衛艦の原型として建造された。


4番艦の「あきづき」は貨物室をすべて降下部隊搭載ユニットに替えた強襲揚陸艦のプロトタイプとして運用された。


これら様々な仕様の「つき」級は機関を強化したり、増加燃料タンクを追加する、など様々な改修を実施されながら、後継艦のプロトタイプとして活躍していくのである。




「つき」級はそれぞれが護衛艦艇や貨客船、強襲揚陸艦などのプロトタイプとなっていきます。お楽しみに

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