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期末テスト(2日目)

 二日目の期末テストが始まった。一日目と比べるとかなり楽で、二日目は復習をしていれば余裕で赤点回避できると思えるほどだ。ただ油断は禁物なので気を引き締めて取り組んでいく。


「よし!頑張るぞ!」


一教科目:英語


 英単語自体は前の世界と変わらないし、文章の作り自体も変わっていないため五教科の中では一番勉強しやすい教科と言える。もちろん、勉強は必要だし予習復習は必須ではある。ただ逆に言えばそれさえできていれば解ける問題しか出てこないという意味でもある。ちゃんとしていれば80点以上確実と言っても過言ではない。


二教科目:数学


 五教科最後の砦は数学。数学も英語同様ほとんど変わっていない。強いて言うなら数学の問題で出てくる登場人物が女性ということだけだ。焦らず授業を思い出しながら解けば半分は解けるだろう。もう半分は理解度と応用力が問われる問題で、数学ではよくあるふるいにかけられる問題たちだ。ただ数学に関しては担当教師から事前に問題集を渡されていたのでそれさえ解けていれば意外と解けるような問題ばかりだった。


三教科目:保健体育


 五教科の山を越えても油断は出来ない。ただ保健体育は教科書の中身が虫食い問題形式で出てくるものがほとんどで、実技が苦手でも教科書さえ読んでいれば解ける問題ばかりだ。ちなみに僕は動くのも読むのも好きなので結構すらすらと解けていけた。


四教科目:技術家庭


 二日目午前最後のテストは技術家庭。僕が苦手とする技術が紛れ込んでいるためこの世界では社会と理科の次ぐらいに苦手だ。(ちなみに前の世界では一番苦手な教科でした。)家庭科は意外と得意で前の世界でも裁縫だったり料理だったりが好きでこっちの世界でも定期的にやっている。


・・・


 今日は午後まであるため昼休憩が入った。


「疲れたぁ」

「そうですね。残るところ後一教科です」

「佳奈…七美が燃え尽きてる」

「はぁ…七美、しっかりして」

「おわった…数学全然わかんなかった」

「はぁ!?あんなに教えたのに!?」

「なんなら一番時間かけたまである…」

「どれぐらい解けなかったの?」

「4割ぐらいかな…」

「今回の赤点の基準は40点以下なので…ギリギリ何とかなりそうですかね」

「ちなみに…雪くんはどう?赤点…避けられそう?」

「うーん…社会がちょっと不安かな。他は回避できてると思うよ」

「雪様なら大丈夫だと思います。よく松田先生がよくやる抜き打ち小テストでも高得点を取っているじゃないですか」

「そうだけど…」


松田先生とは二年生の社会担当の教師で忘れたころに小テストを出してくることで有名な先生だ。ちなみに僕が高得点を取れている理由は毎回不安すぎて社会の授業の前日は寝る間も惜しんで勉強しているからだ。


『まあいつも眠気に勝てなくて12時前には寝ちゃうんだけどね・・・』


そんな感じで昼休憩も終わり最後のテストが始まった。


五教科目:音楽


 言ってしまおう。今回の九教科中1番簡単な教科は音楽だ。国語と同様で作詞作曲が違う人が多いが、元より僕は前の世界でも音楽の作詞作曲はあんまり覚えていなかったため殆どダメージは受けていない。楽器とかも名前は殆ど変わっていないし、記号の読み方、曲が何を表しているのかなどの問題は授業をちゃんと受けていればわかる部分が殆どだった。


・・・


 そしてやっと2日にわたる期末テストが終了した。


「やっと解放されるぅ」

「貴方はまだ勉強してもらいますよ。」

「なんでぇ!?」

「当たり前…期末テストだけ頑張ったところで意味がない…勉強は継続することが重要…」

「そういうことです。」

「えー!雪くんからもなんか言ってよぉ」

「うーん…僕的には佳奈さんたちに同意かなぁ」

「いやぁ!!私が天使がぁ…」

「はぁ…テストが終わった瞬間頭の元気が戻りましたね。それじゃあ帰りましょうか」


そして僕たちは帰っていった。そしてテストは7月初めに返されたのだが僕は無事赤点回避することができた。社会が57点と若干危なかったけど…ちなみに七美さんは九教科中七教科が40点台だったらしいけどなんとか赤点は取らなかったらしい…

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