ep4 魔法練習中ー!
何回も試してると、お腹がいっぱい…。水飲み過ぎた。あまりにも美味しかったから…(*ノω・*)テヘヘッ。
お次は…えっとどこまでやったっけ?あ、そうそう氷までだ。次は〜。光か。えーっとなになに?光と闇は珍しく、光は100人に1人位で〜、って、結構いるじゃん。この世界の人口舐めんな?いや、どれくらいかしらないけど。ま、とりあえず使える確率上がったしいいか。光の呪文か…えっと〜、………やばい、強力な魔法しか覚えてない…。攻略本のどっかに書いてないかな…。ってあんじゃん!なんだよ〜。何から何まで載ってんじゃねぇかよ〜。そうゆうのは先に見とけよ。さっきまでの俺〜。で、えーっと、さっきまでの呪文、全部合ってたな。流石ヲタク。光は〜、なになに?ライト…あ、そんなのもあったな。ってなんか光った。あ、そいえば心のなかで唱えちゃったか。とりあえず、光は出来て〜、
光:適性あり
次は闇か〜。光と同じく100人に1人位っと。呪文は…
『えっと、ダーク』
……………あれ?んんん?…適性なし?おっと。小さく※で書いてた。光と闇を両方使うことはできない。どちらかに適性があればもう片方は使うことができない。か。くそ〜、全属性目指してたのにな〜。まぁ、闇以外適性あったし別にいいか。うん。十分適性ある方だよ。
闇:適性なし
あ、いつの間にか夜になってた。寝ないと。今日で謹慎してから8日目か。え、まって、1日間ぶっ続けで魔法練習してた…あれ、メイド来たっけ?あ〜、ご飯忘れてた。まぁ、ウォー、あ、やばい、唱えたらダメだった。とりあえず水でお腹いっぱいだし。大丈夫だろ。あと、指先に魔力を集めなかったら魔法使えないから大丈夫…なはず…。
…寝れない。
魔法という(俺の中での)世紀の大発見してまだアドレナリン出てる。魔法使いたくてウズウズする…。もうちょっとだけ…。あとちょっとだけ…。
* * * * *
「チュンチュン」
あ、朝だ。魔法の練習してたらいつの間にか朝になってしまった。だめだ…アドレナリン丁度切れて…眠い。謹慎中だし今寝ても別にいいよね。じゃあ、おやすm…
コンコンコン
おいなんだよー、メイドめ…丁度寝ようとしてたところなのに…
「フィル、入っていいかしら」
あ゙ぁ゙?お母さまが何の用だよ?だめだよ入るな。こちとらねみーんじゃいボケェ。てゆーか何で疑問形じゃないんだよ入っていいと確信してるだろおい。断ろうかな。
『もちろんいいよ。どうしたの?お母さま。もしかして謹慎が!?』
はぁあぁ…、もちろん抗えるはずもなく。って、謹慎解くことだけはやめて!それだけはやめて!謹慎生活楽しすぎるの!!
「解くはずないわよ。残念だったわね」
あ、よかった〜、でも謹慎解かれたら終わりだから悔しがるフリしとこ。てゆーか、
『…それだったら何故?』
まじで何で…?眠いんだけど早く用件伝えて出ていってほしい。
「あるお客様の接客をしてちょうだい。大切なお客様よ。丁重にね」
誰だよ、寝かせろよ。うわぁ、寝不足だとこんなに人変わるんだ。怖え〜。う〜、眠い…
『じゃあ身支度するので出ていってください…すやすや…』
「する気ないでしょう…。もう。ん〜、そうねぇ…寝たら謹慎解くわよ」
それはいけない!
『お母さま。どうかされましたか?私は至って元気です。そんな寝るだなんて…』
あれ?謹慎…解かれるのイヤって何でわかったんだろう…?
「あなたの顔見たらわかるに決まってるでしょう?何年育ててると思っているの?」
な、心を読まれた!?
「読んでないわよ。顔に出過ぎよ。隠してるしているつもりでしょうけど全部顔に出てるわよ。もしかしなくても、顔に筆で書いてる方が分かりにくいんじゃないかしら」
うそ、そんなに!?衝撃の事実すぎて眠気吹っ飛んでった。いや、前言撤回、すっごい眠い。
「さ、身支度始めるわよ」
ん?お母さまが俺の部屋に居るままなんですけど…?
え、まってまって!?何でお母さまも俺の身支度するの!?