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ep3 魔法って楽しい!

ちょっと長め。

あの後、お母さままで部屋に入ってきて、俺をまた叱った。とりあえず、聞き流しといた。これはもう何も言ったらだめだと思ったから…。恐ろしい…。そして、謹慎させられた。2週間部屋から出るなと。ひゃー。こえ〜。食事は運んでくれるらしい。よかった〜。これで平和で不自由ないダラダラ生活が出来る〜。

てゆーか、本当に見舞いに行っただけかもしれないじゃん!ひどすぎる。と。そう、ブツブツ文句を言いながら、攻略本を読んで、計画をたてていた。だって、やることなくて暇なんだもん!仕方ないじゃん!精神年齢がほぼ大人の俺が「だって」とか「だもん!」とか言うもんじゃないと思うが、仕方ないじゃない。だってまだこっちでは子供だもん。あ、また使っちゃった☆(*ノω・*)テヘッ。いや、俺が「(*ノω・*)テヘッ」とか言っても可愛くないし、目障りなだけなんだけどさ。俺を子供にしてくれよ〜。って、( ゜д゜)ハッ!

そんなことを思い始めて焦った。ずっと閉じ込められたらやっぱ精神狂うんだな。研究でそんな結果出てたような気が…。いま、その人の気持ちがわかったよ。1週間にしてこれとは…。まだ謹慎期間終わった半分しかいってないぞ…俺…生きて帰れるかな…?計画して計画して、何もかんがえないでおこ〜っと…。



あー、暇だ。


暇だな〜。


あ、そうだ!暇だから1人しりとりでもしとこうかな。これこそ精神狂いそうだけど。

しりとり→りんご→ごま→まんぼう→海→水→ズッキーニ→煮干し→シラス→睡魔→魔法…

…!魔法っ!そうだよ!魔法だよ!この世界には魔法あるらしいし、暇なんだから魔法の練習したらいいじゃなぁい!うわ、俺天才かも!攻略本も、たまには頼りになるんじゃ…

パラパラ

あ、あったー!えっと…なになに?この世界は魔法が基本7種類あるのか…えぇっとぉ、火、水、地、風、氷、光、闇。っと。俺の妹は闇かな?悪役令嬢だし。俺はなんだろ〜?あとは雷、治癒、空間、付与、錬金か。とりあえず、基本7属性、試してみるか。でもまずは……なんかあぐらかいて、人差し指と親指で輪っか作って膝に乗せた感じのいかにも精神統一してそうなポーズでやると魔力が感じられて、魔力量上げられるって前世、小説で読んだ気がする。なんて言うんだっけ?あれ。それはどうせ通じないから置いといて。とりあえず、そのポーズしてみよ。


おおお!?なんか感じられる気がするぞ!?おっと、結構魔力が強そう?なんか使ってみよっかな。前世の異世界小説ヲタクっぷり見せてやる確か火の初級魔法の呪文は…

『えっと…ファイヤ…?』

え、出た。火が。

指先に小さいけど火が出た。ロウソクに飛ばしてみる。

『や、や、やったー!ついた!ついた!』

楽しいなこれ。ロウソクを吹き消して何回もやってるとなんか大きく…

ボワッ

あれ?なんかやっぱ最初より炎大きくない?やっぱ俺って天才?伸びしろあるぅ〜、ノートつけとこっ。


火:適性あり


じゃあ、次は〜、

水〜!

『ウォーター…』

う〜ん、難しいのかな…?出るには出るけど丸が作れない…。あ、あのコップに入れてみよっ!お、出来た!


水:適性少しあり、練習したら使えそう。


お次ー!えっと〜、地!

ん〜、これは謹慎とかれたら庭でやろ。

次〜!風〜…も謹慎解かれてからにしよ。

氷〜、えっと〜、

『あ、アイス!』

おお。丁度さっき入れた水に入れたら美味しそうな氷が。入れてみよ。う〜ん。美味しそう。飲めるのかな?飲んでみよ。

『いただきまーす。』

ん〜、美味しい。

『アイス、ウォーター』

ごくごく。

『アイス、ウォーター』

ごくごく。

詠唱面倒くさくなってきたな。無詠唱とかできないのかな…?あ、それだよそれ!無詠唱!!え、できたら最強じゃね?

『えいっ!』

くそ無理か。でも俺は無詠唱したいっ!

何度か試してみるが無理だった。心のなかで唱えると出来たが、それじゃ、面倒くささは変わらない。だからイメージしてみた。魔法はイメージが大事ってよく言うだろ?指先に魔力を集めてイメージしたら両方同時に使えた。お〜。これはすごい。あ、そうだ書いとかなきゃ。


氷:適性あり

いや無双無双!!チートがここにいます!てか、しりとりのセンスww

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