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14話 武器の選び方

「あぁ、架空と現実の認識か・・・・。


ありそうだな。」



先生に相談したら頭が痛いって反応をされた。

まぁ、実体験込みで説明すればそりゃー・・・・納得されるね。

ゲーム感覚で見た目で選ばれたらアウト!



「現実を理解してないというか・・・・。


ゲーム感覚であるのが一種の現実逃避になてるのだろうな。


それで心を持たせてるのも居るから一概に否定するのも危険だな。」



あー・・・そう言う考え。

ツカサのこっちの世界に来たばかりのあのラノベ脳反応・・・。

あれもある意味で現実逃避だったんだ。

まぁ、理解できるかな僕は守護霊がいたから不思議現象を受け入れやすかったんだろうし?



「まぁ、お前達の経験談を交えて説明した方が良いだろう。


良いな?」


「はーい。」「うぇ、失敗談開示・・・・。」



仕方ないのはわかるけど・・・失敗談。

黒歴史開示と同種じゃん!

親戚の集まりで親が小さい頃の恥ずかしい話し放されるのと同じだよぉ!!!

はっず!!勘弁してくれと叫びたいが命かかるから言えないのがつらいっ・・・・!!



「失敗談を公表は・・・・ある意味公開処刑だけど我慢しろよ、シノブ。」


「いや、命掛かるから公表は良い・・・心情的には黒歴史開示に等しいからきっついけどね・・・!!!」


「あぁ・・・・黒歴史認定してたか・・・・気持ち分かるが。」


「うっさい!!!狩りゲーで重量武器ぶん回して敵を吹っ飛ばすスタイルだったんだよぉ!!!」



それを現実に持ってきた当時の自分のばかぁ!!!!

くっそ!!ツカサは当時は仕留め役じゃなかったから離れて見てただけだもんな!!

まぁ、解体班に回されて吐きながら解体してたけど・・・・。




・・・・・・・・




暴露された・・・・。

先生の話しの内容に僕のメンタルはごっそりと削られた。

部屋の隅で丸まってたい・・・・アルマジロにならせろください。

ツカサからの哀れみの視線なんて知らないもん!!!


周りのクラスメイトも実話交じりの話しだから武器の選択に考え出した。

とは、言っても・・・・やっぱりそれでもどこか現実味が無いらしいのはいるけどね。

一部はやっぱりゲームとかラノベみたいにビジュアル重視の考えっぽい。


まぁ、軍部・・・・団長が止めに入るだろうな。

そこのアドバイスを素直に受ければセーフ?

まぁ、ダンジョンに行けば護衛・・・いや、同行の軍部の人がいても嫌でも理解するだろうな。

全員実戦は1度は絶対にさせられるだろう。



「シノブ・・・お前、そんなんだった?」


「某狩りゲーにハマってたんだよ・・・重量武器のハンマーで無双してたんだよぉ。」



懺悔をこぼすように両手で顔を覆いながらプチ黒歴史を口にする。

そこの守護霊ぇ!!!コッチ指さして笑ってるな!!

顔文字のm9(^Д^)プギャーするな!!!

腹立つなお前!?情報収集もっかい行って来るつったのにまだいるのかお前!!!

とっとと情報収取に言って来いバーカ!!!!!!



「いや、まぁ実体験聞くとなぁ・・・。」


「見た目、軽そうに見えてくっっっそ重いのあるだろーが。」


「あー・・・・。」


「ファンタジーあるある・・・。後はレベルとステータス問題?」


「ダメだ、この会話自体でゲーム脳とかだわ・・・・。」


「くっそ、現実として対面しててもゲーム脳が離れねぇ・・・・。」


「生死直面しなきゃ、そう言うの抜けないのあんたら?」


「イケメン騎士見てキャーキャー言ってた女子に言われたくねぇ。」


「ぐっ・・・・!!!」



うん、二次元感覚だろ皆。

んー・・・なんだろ。

この、わかってるけどわかってない?

頭でわかってても理解はしてない。

今の皆はそうだろうな・・・・。

僕自身もわかってて理解はしてないって感じだし。

生死掛かれば強制的に現実としていやでも直面せざる得ないだろう。

あっ、ある意味ショック療法的なダンジョンに行くのか!



「ツカサー、お前も経験者ならアドバイス!」


「シノブ君もね!」



はーい、指名入りましたー。

いや、そんなアドバイス言われてもねぇ?



「使いやすさと丈夫さ。」


「持った時の重さも!!」


「お前はなー。


振った時に手からすっぽ抜けないかとかだな。」


「えーっと・・・。


グリップがちゃんとしてて丈夫さ・・・。」


「自分に合った武器なんてぶっちゃけわかんねーし?


なら、使いやすさと丈夫さだな。


まぁ、道場通いか部員じゃねーとわかんねぇな使いやすさ・・・。


比較対象がないし。」


「だから、グリップだよ。


武器が飛んでったりすれば、丸腰だから投擲武器以外はそこは気を付けた方が良いよ。」


「訓練でも、武器が手から離れたら負けじゃん。」


そう言えばいたね。

木剣ふっ飛んで行ってたから・・・。

その後に、頭の上や首筋に木製の武器を置かれて負け認めてたもんね。


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