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9話 世界を学ぶ

2,3日に1話ペースで今後上げてく予定・・・・。(目逸らし

(更新予定日が月を1か月間違えたアホです・・・orz

ユニークスキルの異世界言語なかったら詰むぞこれぇ。

思わず本を見ながらそう考えてしまう。

スキルが無かったらそこから学ばなければいけないから時間が圧倒的に足らないだろうからね!

本に視線をやりつつあっちこっちと必要そうな事をメモを取る。


スキルにも区分があるのが面倒だな。

一般的なコモンスキル、職業や種族固有のジョブスキル。

複数のスキルが統合して出来るエクストラスキル。

所有者は世界に1人だけと言われるユニークスキル。

ただし、召喚された僕等の異世界言語、異空間収納は世界から授かった祝福によって得られる故、召喚された者が持つ固有スキルとの事。

正直、祝福で得たスキルって別枠だよね?って思ったけど・・・・まぁ、祝福で得たスキルなんてこの2つぐらいらしく特殊枠でいいのか・・・?

スキルですらこのややこしさぁ・・・・。


あっ、寝てる奴居るわ・・・・先生に叩かれて叩き起こされてるけど。

まぁ、聞いてるだけだとアレだよね・・・・興味のない事聞いてると眠くなるあるある。

歴史なら僕興味あるからイケるけど理系は無理・・・化学式って何さ・・・結合とか・・・。

科学のあれ・・・すいへいりーべー・・・とか正直言おう・・・テスト前の暗記で乗り切った奴だから無理!!



「さて、伝承では皆さんの居た異世界は人族しかいないと伝わっておりますが間違いないでしょうか?」


「人だけと言われますが動物や虫とかいますが・・・・。」


「あぁ、言えこの世界には亜人や魔族のように異種族がおりますのでそう言った存在がいない世界と聞いております。」


「まぁ・・・正直異世界とか物語の中だけって感じだったしな?」


「だよな。」



あっちこっちでさざめくように話しが広まる。

まぁ、ラノベとかだと獣人とかエルフとか魔族はよくあるよね・・・。

ゲームだと妖精族とか?あっ、こっちは神話や伝承か・・・北欧神話とか。

つらつらと連想ゲームのように出て来る言葉から思い浮かべてく。



「この世界には人族以外に妖精族、龍人ドラゴニュート族、竜族、小人族、土人ドワーフ族、精霊エルフ族の計7つの種族があります。


このうち、妖精族と精霊族との交流はございません。と、言いますのも見目麗しさで奴隷商が狙ってる為、森の奥に隠れ住んでると聞きます。


ごく稀に出会う人がいても隠れ住んでる場所へは二度と足を踏み入れられない・・・・魔法による幻影や結界などがあると考えられてます。


小人族、土人族はともに手先が器用で小人族は装飾品などを得意とし土人族は鍛冶を得意とし共に鉱山の近くの街に住んだりしてます。


とは言っても王都などにも数えられる程度ですがおりますよ。


腕を磨きに王都では大会などがありますから。」



精霊族と妖精族の情報ほぼなし・・・・ラノベだと魔法が得意だよね?

精霊族なら弓もだと思う・・・・まぁ、森の奥なら狩人生活だから得意なのか両方?



「やっぱ、精霊族って見た目綺麗なんだね?」


「ラノベあるある。」


「隠れ住まないといけないレベルとか・・・・ちょっと見て見たい。」


「わかる~。」



好奇心は猫も殺すよねぇ。

隠れ住むって事は警戒心強いからへたすれば敵対するぞ。

まぁ、そこは態度次第か・・・・。



「龍人族は龍と人の2つの姿を持ちます。


とは言っても龍の姿でもドラゴンの頭に人の体形でして全身がドラゴンどうように鱗に覆われております。


竜族はドラゴンの姿だけですが人の言葉を使い魔法で人の姿にも変わります。


あぁ、魔物にもドラゴンはおりますが区分としては知性のあるかないかの違いとなります。


人の言葉を介するのは竜族とお考えください。」



oh・・・そこどっちかだと思ってた。

司もマジかよって顔だわ・・・・。

竜と龍人ってごっちゃかよ・・・同じ世界観に存在するとか初めてじゃない?

いや、まぁそこまで詳しくはないから知らないけど・・・・。

司のススメてきたのにはなかったなぁ・・・・。



「ただ、どちらの種族も強者を好むと言う共通点がございます。


召喚された皆様の事は伝承の事もありますのであちらから興味を持たれるのかもしれません。」



そしてどっちが強いか勝負だ!!!ですね。わかりやすい未来だ・・・・。



「小人族、土人族は生産を得意とした職人一族。龍人族、竜族は主に肉体を使った戦闘を得意とします。


妖精族、精霊族は魔法が得意と伝え聞いてます。


彼等の力もお借りする事が出来ればいいのですが・・・何分過去の確執がある故にその力をお借りするのはなかなかむずかしくございます。」


「確執・・・ですか?」


「えぇ、他の種族は人族と比べて種の数が少なく数の暴力と言いましょうか・・・。


過去に人族の冷遇、奴隷がございまして・・・・人族からすれば昔の話しという方もおります。


しかし、彼等の中では今も同じなのです。他種族は人族より長命故に当事者の方が生きておられます。


今更どの頭を下げても無駄でしょう、騙し討ちで隷属下のもいますからねぇ・・・当事者からすれば人族全体はそう言うものだとお考えです。」



うん・・・・当事者からの経験談で人族憎しになってない???

え???竜族とか龍人族ってどうなの??どうみても戦闘任せろ!!って字面だよ!?



「あの、それって大丈夫なんですか?


さっき王都にも出て来るって言ってましたし竜族、竜人族は強ければ交流持つみたいな言い方でしたけど・・・・。」



それなと発言に他の人も頷く。

僕も真顔で頷いたし司なんてラノベネタから青褪めてめっちゃくちゃ隣で頷きまくってる。

わかる、攻撃的だったらくっそ怖いっつーか対人での戦闘なんて家の道場の試合とか練習ぐらいぞ?



「あぁ、そう言った方は一族でも変わり者だったりそう言った事よりも己の技量を世に知らしめたい!と方々だったりします。


龍人族、竜族は強者は絶対・・・戦って負けたのなら強者に従う方もおりますし負けた場合は仕方ないと考える方もいます。


ただ、後ろ暗い奴が一服盛ったり卑劣な方法で隷属にすれば烈火の如く怒り狂ったという話しもありますので・・・・。


まぁ、正々堂々と戦って強者と認められた方は隷属になんてしませんね。」



文武両道って事かな?武人・・・騎士道みたいなのが備わってるって考えかな?

まぁ、武人って研鑽するから自身にも他者にも厳しいしなぁ・・・・。

思わず、道場に通う警察になった門下生が頭をよぎる。マジで門下生の半分近くは警察に就職してるからあながち間違いでもないと思う。

後は戦闘狂かなぁ・・・・。

戦うの大好きな人って戦えれば満足らしいし・・・。

僕には理解できないけど・・・上達するのは嬉しいけど戦うのが好きか?って言われると微妙。

勝負なら自分がどこまで強くなったか知りたいからするけどね。

それ以外の目的で戦いたいって気持ちはないし。


まぁ、出来る事なら戦うって事はない事を祈りたい・・・・・。

道場に来た道場破りの相手任された経験上めっんどくさい事にしかならなそうだからね!!


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