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ジ・アース  作者: ねむだる。
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プロローグ2

 二〇二二年、四月二十七日。

 先進国を主軸としたいくつかの国々から、『新世界を創りたい』という神をも恐れぬ夢を見た多方面の専門家達が集い、「The New Advanced World」の各単語の頭文字を取った【WANT】という株式会社を設立した。


 彼らはほとんどが無名にもかかわらず、一人一人がその分野において突出した才能の持ち主であり、今まで無名だったのが信じられないほどであった。

 一つの夢の元集った行動力然り、才能の権化である彼らにとって、夢を達成するのも時間の問題だった。




 そして二十年後の二〇四二年、ついに夢は果たされた。二十年もの月日をかけたWANTの夢、【全世界共通仮想世界『ジ・アース』】がついに完成した。


 発表はSNSを利用した生放送で行われた。そこに映っていたのは、奥に報道番組のように大きなスクリーンとその手前に緩やかな弧を描く机、そして机の向こうの椅子に腰掛ける社員だと思われる女性ただ一人。


 スーツに身を包み、腰ほどまである綺麗な黒髪を下ろした、美しさと可愛さを兼ね備えた女性。例えるなら超一流企業の受付嬢だろうか。彼女は開始から少し間をとり、ゆっくりと良く通る声で説明を始めた。


「こんにちは、現実世界の皆さん。この度はご覧いただきありがとうございます。皆さまのお時間を取ってしまうのも申し訳ないので挨拶はこのくらいとさせていただき、早速本題に入らせていただきます。」


 スクリーンに滑らかなエフェクトを纏った映像が映し出された。


「この度我が社が開発した、【全世界共通仮想世界『ジ・アース』】は、従来のフルダイブ型VRMMORPGとは大きく異なる、【究極のフルダイブ型VRMMORPG】です。まず、ジ・アースは当然フルダイブ型VR対応ですが、我が社のこの『ラヴァーギュ』という新フルダイブ型VRにのみ対応しています。と、この点においても、ジ・アースは従来のVRとは一線を画すものとなっています。とはいえもちろん、従来のフルダイブ型VRが可能なことは全て可能です。現実世界のような生活。飲食に始まり睡眠、買い物、旅行などなど。もちろん『ジ・アース』はそれだけではなく、現実世界で不可能なことをも可能にしました。そう。俗に言う『魔法』です。飛行から始まり、物質の生成、物の遠隔操作、瞬間移動など。現実ではありえない、物理的に不可能なことができるのです。以上が、ジ・アースの大まかな説明となります」


 ――と、大袈裟に言うわりには内容は従来のフルダイブ型VRとほとんど変わらず、途中何度か見れた女性の笑顔以外、明かされた情報はさして目を引くものでもないように思われた。



 ――次の言葉を聞くまでは。



「あ、補足ですが、『現実より現実(リアル)』です」



 耳を疑った。だが女性は繰り返してくれず、


「では、これにて生放送は終わりにさせていただきます。短い間でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました」


 さっきの言葉を理解しようとするだけで精一杯だった。そんな中女性が礼をし終えた直後、女性が文字通り静かな音を立て散った。今度は目を疑った。だがよく見ると宙に散っているのは小さな半透明のポリゴン体だった。それらは少しの間を持って消滅し、生放送は幕を閉じた。



 この発表を受けて、世界は震撼した。


 だがやはり賛否両論あり、女性が言っていたことを信じられず、「大袈裟だ」だとか「盛っている」、「どうせ今までのと変わらない」、「期待するだけ無駄」などと主張する者は少なくなかった。


 そして同じくらい議論が交わされたのが、生放送の最後のシーン。女性の爆散についてだ。

 これもまた、「3次元の女性をCGで消した派」と、「もともと全てがCGで構成されていた派」とで別れたが、こちらは圧倒的勢力差で世論は前者であった。




 ジ・アースは発表当初こそ、従来のフルダイブ型VRの技術の限界に直面していた世論により「どうせただのMMORPG」だのと言われていた。

 だが徐々に情報が公開、詳細化されていくにつれ「新しくて凄い何か」という、漠然としたイメージだけで人々を惹きつけていった。




そして発表からちょうど一年経った二〇四三年四月二十七日。「最後の事前公開情報」として、初めてのPVが公開された。


 VRにも対応していたため俺はダイブして見た。

 だが、それはおかしかった。

 一人称視点で描かれたPVだったが、どう考えても【設定】と食い違う。

 「全世界共通仮想世界」という、つまりあくまで仮想世界なはずなのだ。それなのに〈自分〉が(まぶた)を開けた先に映っているのは、『現実』。


 映っている大草原は現実では見慣れないものだったが、空や雲の濁った青や白、遠くに連なる山々の稜線、木々の揺れ方、足元の草の朝露、涼やかな風の()、日差しの色合い、全てが遠目からでもわかるほどに現実(リアル)だった。


 だが映像の矛盾が崩壊したのは束の間だった。〈自分〉の視界全てを彩っていた数多(あまた)の自然が音もなく崩れあたりを真っ白に覆った。


 その瞬間、宙に大小様々な半透明の立方体が現れた。次第にところどころで集まり始め、形を変えていく。ポリゴン体だ。

 データの塊が集まり、徐々にその本性(なかみ)を表していく――。


 コロッセオ。ローマに行ったことがあるわけではないから本物と同じかどうかはわからないが、現れたのは確かなコロッセオだ。

 〈自分〉は直径二〇〇メートル程の円形闘技場の内壁の前に立っているらしく、闘技場内が全て見渡せる。入場口は左右に一つずつ、円周を二分割するように設けられている。上の階をぐるっと取り巻く観覧席にあたるであろうところには誰もいない。



 しゅぼぉぉぉお!!!



 突如左右の入り口から轟音とともに、右から猛炎、左から吹雪が現れ――刹那中央で衝突、爆散した。


 それらを追うように、右から赤と黒の荒々しい和服を着こなし、口に煙管(パイプ)を咥えた、つんざくような黒髪の偉丈夫が――左からは白く華奢な身体を青と銀で彩られた西洋鎧で包み、雪の結晶を縁取った白銀(はくぎん)の髪留めをし、長く下ろした流麗なる金髪をたなびかせる美女が――互いを目指し駆け入ってきた。


 両者疾走の最中(さなか)、煙管は男に、髪留めは女性の手に取られ――歪んだ。


 一瞬にして煙管が無骨な木刀に、髪留めが美しい細剣へと姿を変えた。



 ガキィィィィン!



 木刀と細剣が甲高い音を奏でながら、衝突。衝撃波がコロッセオを揺らす。


 侍と騎士は互いの衝撃によって弾かれ、着地したや否や疾駆。男の右上段、女性の受け流し。細剣の袈裟(けさ)斬り、木刀の切り返し。交互に繰り広げられる凄まじい攻防。


 何回目かもわからなくなった頃、一際大きな衝撃音とともに鍔迫り合いへ。両者不敵な笑みを浮かべ視線を交わした――。

 刹那、刀と剣の交点が眩く光り、〈視界〉が白く覆われた。


 〈自分〉が目を開けると目は閉じていた。いや、正確には閉じていると錯覚するほどに暗かった。数秒後――。


 漆黒の闇の奥の方に次第にかすかな、それでも確かな輝きを放つ大小さまざまな光点が現れ始めた。その数は(とど)まることを知らず、闇を打ち払うかのごとくところせましと増え続ける。


 だが一定数に達したのか、緩やかに増加率を落としていった。次は何が起こるのか胸を踊らせていると、〈視界〉の奥に一つの小さな半透明の立方体が出現。


 すると現れたポリゴンを囲むように次から次へと新たなポリゴンが現れ、それらは集まり大きくなりながらまた周囲に新たなポリゴンを生成する。


 幾度となく繰り返された生成、集合、巨大化の連鎖は、徐々にとてつもなく巨大な球体へと形を成していった。

 直径が大きくなるにつれ、徐々に表面が迫ってくる。形ができ連鎖が終わると、データの読み込みが終わったのか、テクスチャによるディティールが浮かび上がってきた。

 半透明だった色も、徐々に深い赤橙色へ――。


 ブォォオ!!!球体から触手のようなものが生え、その瞬間、突風が吹き荒れた。


 球体の色は、赤橙色一色ではなく、わずかに黒いところや白いところがあり、他のところもムラのある暖色でゆっくりと明滅している。

 触手のようなものは実体が無いのか、たなびくように揺れている。まるで炎だ。違う。炎そのものなのだ。


 目の前の生きているかの如く明滅を繰り返す球体は、太陽なのだろう。と言うことは今も〈自分〉が浴びている突風は、炎を操る巨大惑星から放たれる熱風。そして、周囲の闇に散らばっている無数の光は星々であった。


 つまり〈自分〉が今いるのは、宇宙。それも太陽のすぐそば。実際自分がこの距離で太陽の熱風を浴びたら跡形も無く焼け死ぬのだろうが、〈自分〉は平気なようだ。

 数秒前、突如漆黒の闇を打ち払うべく現れた数々の光点。それら星々に力を与えるかの如く出現した太陽は、えも言われぬ荘厳さ、美しさを持ち合わせ、背景と相まってまるで一枚の絵画であった。


 すると太陽は徐々に遠ざかり、あの巨体があんなに小さくなるほど、と思えるほどに離れてしまった。


 ごとっ。っと後ろから重い何かが落ちるような音が聞こえた。振り返ると、〈視界〉の奥にまたもやさっきの太陽生成のときと同じように「何か」の生成の連鎖が起こり始めていた。


 だが、今回のは少し違う。最初に生まれたのは太陽生成の時のポリゴンとは比べものにならないほどに大きかった。


 そのポリゴンは生まれた直後球体へと変化し、ゆっくりと一定速度で右回りに回転し始めた。太陽とは比べたら話にならないほど小さいが、それは太陽の如く熱く光っている。


 すると擬似太陽の周囲に次々と太陽を構成したものと同じ小さいサイズのポリゴンが出現し始めた。これまた瞬時に金属質とも岩石質とも取れるテクスチャを備え、擬似太陽を中心として覆うように寄せ集まっていく。徐々に集まっていくポリゴン群の隙間から光が漏れ出す光景は先ほどの太陽とは異なる美しさで、目を奪われるには充分であった。


 太陽ほど大きくなると思っていた徐々に集まる岩石群は、思いの外小さいサイズで巨大化を止めた。


 中心にあるはずの擬似太陽の光は埋め尽くされたせいでもう一片たりとも漏れ出していない。と思っていた矢先、透明な液体がどこからともなく滲み出始めた。

 だが(こぼ)れることなく岩石群の凹みを満たすように(あふ)れ出してくる。(かさ)を増すにつれて透明度を失い、薄く青みがかっていく。


 岩石群の表面をある程度満たしたところで増加は止まり、すっかり濃い青に表面積を奪われた薄茶は三割程しか覗いていない。


 すると青と茶の上の至る所で濁った空白が滲み出た。混ざり合うことはなく、しかも液状ではないのか、まるで切り裂かれるように分裂したり、渦を巻いたり、さらには消えたりと、不規則な動きで次々と形を変容させ、不規則に移動していく。


 ところどころ濁った白は青と茶の全てを覆い隠すことはなく、ある程度の割合で保たれたまま変化を続けるようだった。


 そして次の色は緑だった。主に白が通過した茶の表面に、濃淡のある緑が現れ始めた。だが岩石群の回転軸の上末端と下末端にはなぜか現れない。


 自然を思わせる繊細で美しい色彩の変化に目を奪われ今まで気づかなかったが、緑が現れたことでようやく気づいた。地球。これは地球だ。ただただ絶景。


 いつか誰かが言っていた、名言と謳われる「地球は青かった」は、語彙力の欠如などではなかった。言い表せないのだ。


 周囲にあるのは漆黒の闇にところどころ浮かぶ星々の光りのみ。その中である種の異質さを伴うほどの清廉なる青は、見る者を虜にし、思考さえをも奪う美しさ。だが内から感じるものは、岩石群の剛毅さ、そして中心にある確固たる熱いものだった。――ここに在る――そう幻聴が聞こえると思えるほどに、放たれる存在感は現実(リアル)


 現実より現実(リアル)なこの美しい世界に入れたら、現実に戻れなくなるのではないか、などと脳裏に浮かべていると、高周波が徐々に周波数を上げていくかのような耳をつんざく高音が聞こえた。


 高音になるにつれ中央から虹色の光が放射状に広がり、〈視界〉の端が虹の線を消すように中央に向け白く染まっていく。まるで地球に吸い込まれるかのよう。

 もう見えるのは中央に(わず)かに残る青だけだが、その青も迫り来る白に消されるのだろう――。と、〈視界〉が白で覆われると予想し、青が白に飲み込まれたと思った瞬間、VR端末の電源が落ちた。


 真っ暗。焦った。だが電源が落ちたはずの〈視界〉は、数瞬後焦らすように瞼を開き、長い眠りについていたかのようにぼやけていた。徐々にピントが合い鮮明化される〈視界〉は、何処かで見たことがあった。


 辺り一面の大自然だ。そう、PVの最初に映されていた大草原。改めて見る美しい自然に言葉を失っていると、これまた現実(リアル)な優しい風の音の中に、〈声〉が混ざってきた。



「ここが――『ジ・アース』」



 不自然なまでに自然な声。

 発せられたのは一言だけだったが、この世界の全てが現実(リアル)であることを理解するには充分だった。


 声がもたらしたかの静寂に包まれた自然の中で、ばささっ。

 どこからともなく〈視界〉の奥を横切るように現れた大きな鳥が、優雅な弧を描きながら大空を目指していく。そのあとを追う〈目線〉は、雲一つない青空へと吸い込まれ――PVは終了した。




 現実に戻ってもなお戦慄し鳥肌まで立っている。

 震えた。比喩ではなく遺伝子に組み込まれた欲求が、身体の全細胞を震わせた。それほどまでに。わずか一分三十秒の動画に詰め込まれた電脳世界は、現実よりも現実(リアル)だった。




 このPVは、SNSに染まりきったこの時代ゆえか、「# Perfect Virtual」として瞬く間に伝播し、後の世に語り継がれることとなる。

「後書き」


 【プロローグ1.2】を読んでいただいたのであれば、ありがとうございます!!!

 そして、いかがでしたでしょうか。少しでも楽しんでもらえたら幸いです。

 ただ、ここから先は全く読まなくても大丈夫です。

 長いし普通こんな後書き書かないのもわかってるので、少しでも作品や前書きに書いた理由について気になる人だけ読んでくれればと思います。

 まず前書きに書いた通り、ここから先はどうなるかわかりません。

 作品の内容もそうですが、物理的に連載するかどうかもわかりません。ならなんで投稿したんだ!って思いますよね。正直自分もめっちゃ投稿したくなかったです。

 自分にとって最初の作品ということもあり、全部ある程度の設定、キャラ、プロットや流れが決まってから、言うなれば傲慢ですが下準備をほぼ完璧にしてから投稿したかったです。

 私が今まで読んだ、そして今読んでいるラノベは二作品だけです。その二作品には二年前に出会い、大きく影響を受け、自分も描きたいと思い、今に至ります。

 どちらも超有名な作品のため(作品名載せていいのかわからないので伏せさせていただきます)、おそらく読者様からしたらあの作品と雰囲気似てるなと思われたかも、あるいはこれから連載が続けば思われるしれません。

 そして今まで二年間かけて熟考し、まだここまでと少し先までしか書けてません。VRもののため設定集は結構書けているんですが、何よりキャラとデスペナに永遠に悩まされています。まだ主人公もヒロインも決まってないんですよね…。

 そして何より、「パクり」と思われたくなかったのが一番の理由です。もちろん、作品を作る上で完全オリジナルなんて証明もできないですし、無意識に何かに影響を受けたり、他作品を参考にさせていただいてる部分はあります。

 ただ、自分の作品の本筋が他作品のパクりだと思われたくないし、何より自分が真似して作りたくないです。

 なのでVRものを選んだのも、異世界ものが多い中少しでも被らないためってのと、VRものに自分の大好きな二作品のうちの一つである世界的に超有名な作品があり、しかも内容もほとんど考えられるストーリーを網羅されすぎて新規作品の出る場面がないと思うくらい神だと思ってる作品があるので、それに憧れたってのとその下で自分の初作品がどこまで行けるのか試してみたいってのがあります。

 なのでそのために武器として設定を練りに練って、既出っぽいのはできるだけ避けて避けて、研ぎに研いでから出陣しようと思ってました。ですが最近深夜アニメを見ていたところ、まさかの少し自分でも思うくらい似ている作品(原作ラノベ)に出会ってしまいました。多分、博識な読者様なら「あの作品か」ってなってると思いますが、パクってるわけではないので、と言うより言われても仕方ないとは思いますので先に謝っておきます。そう見えてしまったら申し訳ないです。

 そしてこれ以上自分の知らないところで自作品で書きたいが既出になるのは嫌だったので、そして完成してから出してみたら全部パクりだろ!って言われるのが怖いので焦って、土台となる部分だけでもこっちが先に出してやろうと思い、投稿させていただきました。

 ただ、もちろん今回投稿した内容は自分ではこれ以上なく大満足のプロローグです!

 でもこれだけ後書き書いて言ってる内容は「要は既出ネタになるのが怖いただのチキン」です!

 ただやはりこの先まだ不安定なので皆さんの感想やアドバイスによって、書き続けるか、作品を変えるか、執筆自体を諦めるかなど私自身がどのルートに進むか考えます。

 「続きが気になる」「才能無いからやめたほうがいい」「面白かった」「つまらなすぎる」「こんな設定見飽きた」などのどんな些細なことでも、「もっとルビ振ったほうがいい」「もっと段落分けた方がいい」などのアドバイスもできる限り送って欲しいです。催促ばっかしてくるなこいつって思われてると思います。本当申し訳ないです。

 もちろん、もし連載が続けばもうこんな後書きは二度と書きません!こんな長い重苦しいの毎度載せるわけにはいきませんから。

 恥は百も承知ですが、今回だけは感想お願いします。

 もし連載することになりましたらTwitterにてご報告させていただきます。

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