2×××年1月4日(火):料理
2016.08.02 ステータス等修正。
本日最初のログイン時間は、ツース村周辺でレベル上げを行った。
既に、この辺りのモンスターではレベル上げに時間がかかるようになったが、まだ先に進むつもりは無い。次の街でも、ストーリーイベントが……戦闘があるかもしれないからだ。出来るだけ楽勝したいからね。
今回は、レベルが2つ上がったので、一部のスキルや【闇属性】のレベルを上げる。勿論、SPも振った。
弓使いのレベルが15になっても、命中率は相変わらずである。
【聖女伝説外伝】製作スタッフには、弓嫌いな人でもいるのだろうか?
ログアウトして朝食を摂り、再ログイン前にトイレに行った。
「おはよう」
「おはよう」
起きて来た七星と挨拶を交わす。
「【聖女伝説4】と大きく違う所あった?」
「スリースのストーリーイベント終わった所だけど、特に何も」
「そう」
「ダイズが加わった分、細かい所は変わってるけど」
「どんな風に?」
「より腹立つ感じに」
うわ……。
「掲示板見た?」
「見て無い」
未だ見て無いので否定する。
「初日にアズキアンチスレ立って、3日目で既に5スレ目に突入。新参が多い感じ」
「ああ。【聖女伝説4】でアンチになった人でこっちもやる人、少ないだろうしね」
「うん。アズキファンスレもあるけど、まだ1スレ目」
「自分を貶されたり・他人を貶している所を間近に見たりしてファンになれるって、凄いね」
「『おっぱい』5割・『ツンデレ』3割って感じだった」
「なるほどねー」
2回目のログイン。
「ねえ、其処の貴女?」
ツース村のとある民家の前を通った時、その家の女性に声を掛けられた。
「はい。何か?」
「唐突だけど、納豆は好き?」
納豆?
「新鮮な物なら好きですが」
「そう。良かった! 実は納豆パスタを作ったんだけど、夫も子供も食べたくないって言うの。私1人じゃ食べきれなくて。良かったら、食べてくれない?」
通りすがりの人間にそんな事を頼むなんて、サブイベントかな?
「良いですよ」
庭に置かれたテーブルセットで一緒に頂く。
「大根おろしを入れてみたの。どうかしら?」
「美味しいです」
「気に入ってくれたなら、レシピを知りたくない?」
あ、料理系か。
「良いんですか?」
「ええ。料理のスキルは持っているかしら?」
「いいえ」
「そうなの。じゃあ、良かったら、教えましょうか?」
どうしようかな? どうせ、使わないだろうけど。
「お願いします」
まあ、折角だしね。
彼女の家の台所に移動して、料理を習う。
「それじゃあ、先ず、まな板の下に滑り止めを置いてね」
其処からか! それ小学校の調理実習で……習ったっけ?
「次は、包丁の握り方ね。親指と人差し指で包丁の腹を押さえて、残りの指で柄を握って」
何種類か教わった。
「切る時は右足を半歩後ろに」
下げた事無いな~。
「左手は、指を切っちゃうかもしれないから、曲げてね。第一関節が包丁の腹に当たるように」
猫の手ですね。
「切る時は、手前に引いたり・奥に押したりするとキレイに切れるわよ」
その後、計量の仕方やだしの取り方・魚の捌き方等しっかりと教わった。
鍛冶とか裁縫とかもこんな感じに教わるのだろうか? 裁縫は兎も角、鍛冶を教わるつもりは無いけど。暑いのとか熱いのとか嫌だからね。
<スキル【料理】を覚えられます>
メッセージが表示されたけど、AP残って無いんだよー。
「スキルは覚えられた?」
「いえ。まだ……」
「じゃあ、覚えたらまた来てね」
女性の家を出るとログアウト時間になっていたので、宿へ向かった。
【装備】
【頭】皮の兜:物防+4
【右手】皮のゆがけ:物防+2
【左手】木の弓:物攻+2
最上質マジカルリング:MP消費量半減
【胴体】皮の胸当:物防+4
布の服
【足】皮のブーツ:物防+2
スピードリング:敏捷+10
【その他】マント:物防+2
【ステータス】
物攻:31(29) 魔攻:29 器用:29
物防:43(29) 魔防:29 敏捷:39(29)
SP:1
職業:【弓使い】Lv14→16
アビリティ:【鉄壁の守り】 【解析】 【記録】
【光属性】Lv20 【闇属性】Lv1→4
スキル:【蹴り技】Lv1→2
弓使いスキル
【弓殴技】Lv1→2 【魔弓術】Lv1→2
魔弓術スキル
【炎魔弓】Lv1 【風魔弓】Lv1 【雷魔弓】Lv1 【光魔弓】Lv1→2
【水魔弓】Lv1 【土魔弓】Lv1 【氷魔弓】Lv1 【闇魔弓】Lv1→2
光属性スキル
HP回復:【トリート】Lv1 【ヒール】Lv1
状態異常回復:【リカバー】Lv1
蘇生:【リバイバル】Lv1
ボール系:【ファイヤー】Lv1 【ウインド】Lv1
【サンダー】Lv1 【ライト】Lv1→2
闇属性スキル
ボール系:【ウォーター】Lv1 【ソイル】Lv1
【アイス】Lv1 【ダーク】Lv1→2
AP:0
称号
【聖女アズキに嫌われし者】
【ツース村の恩人】:ツース村での買い物が半額。