白蛇の池の村「15」完
現実離れたした現実から
普通の日常の平凡な出来事が繰り返されいく
あの出来事は過去のものになって
四人は、茜の店に居た。
「茜先生!」
「その茜先生止めなさいよ」
「でも、人生の先輩だから先生の方がいいと思って」
「それって遠回しにおばさんって言ってるのかな?」
「違いますよ!!」
茜と孝平は、いつものように、お笑いコントのようなやり取りをしていた。
俺と如月先輩は、そんな二人を見ながら笑っていた。
「仲が良い夫婦見たいですね。」
「夕美ちゃんが、そんな冗談言うとは…」
茜は、少し驚きながら如月先輩のおでこを触ると如月先輩は、不思議な表情をした。
「熱はないわね…」
「茜さんどうしました?」
孝平は、俺の側に来ると俺に小声で語りかけてくる。
「なんか…あの白蛇の池の村の出来事から如月先輩性格変わったような気がしないか?」
「ん?確かに、とぼけた冗談の突っ込みが増えたような?」
「俺、どう対処していいか分からず絶句してしまったよアルバイトの時とか?」
「たぶん、あの出来事から話しやすくなったんじゃないかな?孝平と茜さんみたいに」
俺がそう言うと孝平は、頬を赤めて照れている表情をしていた。
「そういえば、夕美ちゃん相談があると言ってたけどどうしたの?」
「実は、私のオカルトサークルの会員の方で…心霊現象に悩んでるみたいで…」
「ふーん、心霊現象か?」
「はい、今話題の心霊話で顔のない女の話を聞いた事ありますか?」
「顔のない女?」
「会員の方が、その顔のない女の心霊話しを知ってから何人かと顔のない女の霊がでる都内の廃墟化した整形病院に行ってから怪奇現象が起きていて…それに死亡した人も居るみたいで…」
「なんか、典型的なオカルト話ね…。」
如月先輩は、少し躊躇うように、そう話すと茜を見つめていた。
「どう思います?」
「調べてみないと分からないかな…助手1号2号どうする?」
「助手1号2号って…茜先生の助手になったら俺等奴隷みたいなものになってしまうような」
「確かに…奴隷にされて休みなくコキ使われそうな感じだな…」
「まぁ、二人とも酷いわね…私は、冷血な君主じゃないわよ」
四人は、それからしばらく楽しく雑談をしながら
顔のない女性の心霊話を如月先輩に聞きながら
その会員の人の周りで起きてる怪奇話を調べる事になった。
※次回、「顔のない女」を執筆していくので宜しくお願いします。




