プロローグ
何、三つ目!
しかもある程度進んだらアルファポリスの賞かなんかに出す予定!?
何考えてんだ私は!?
深夜 東京都 住宅街 地下駐車場
人気のない駐車場内、その一角で、
何かが裂ける音と共に、その空間に黒い、真っ直ぐな切れ目、
ヴゥアン
棒のような闇は横に広がり、巨大な球体を作る。
ヴヴヴゥーーーン
球体は凄まじいエネルギーを発し、下のアスファルトが抉れ、散らばる。
バチバチと周りには電流が走り、時折近くの車に被雷して車を破壊した。
駐車場中の電灯がチカチカと狂ったように点灯しだし、やがて消える。
バシュッ
球体が突然、音をたててはじけ、漆黒のエネルギー体が辺りに飛散する。
球体が消滅し、また電灯が力を取り戻す。
その光に照らされ、球体が作ったクレーターの上に男が姿を現した。
男は自分の周りに眼を向け、顔をしかめた。
「あーあ、やっちゃったよオイ。これ誰が事故処理すると思ってんのかなーあの人」
男は長く伸びた黒髪を掻き毟り、顔をしかめてぼやく。
「ま、いっか。どうにかなるっしょ」
そう言って男は黒い皮製のロングコートのポケットから何かの機械を取り出し、鼻歌を歌いながら操作する。
「№ⅦAres、タイムトラベル完了っと。これでよし」
男は機械をポケットにしまい、大きく伸びをした。
「さてと、仕事すっかー」
そう言って、男、アレスはズタボロになった駐車場を後にした。
ルーチェとかアルマゲとかあるのに大丈夫なのか?
自分でも分かりません。
とりあえず、ご愛読ください。