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第7ターン(九月)

 第七回:個別マスターより


「今月も『Drハルマゲの危険な世界』に参加してくれてありがとうございます。今回も私信をありがとうございました。

 大停電がありましたが、そちらは大丈夫でしたでしょうか。このPBMに参加出来ている今なら無事に復旧してますよね。

 このご時世になっても私達がネットでPBMをやっていられるのも、陰ながら頑張って社会を支えてくれる人達のおかげです。感謝しましょう。

 そちらは問題あるPLに絡まれて難儀な事があったそうですが、あまりに度が過ぎているのならば運営会社、もしくは警察に遠慮なくご相談ください。……もっとも警察も去年に比べれば、まともに機能していると言い難いですが。

 それはともかく問題あるPLというのも昔からいて、パターンも大体同じ様な物です。

「PCの組織の階級や立場で、下にいるPLに一方的な命令を出す」

 軍隊などの組織にいるとこういう人がいたと聞きます。

 一方的に手紙で「あなたのPCは次回、こうしなさい」と命令を送りつけてくるPLがいたそうです。被害者が初心者だったりすると「PBMはこういうものなのか」と誤解してしまいますよね。

 そんな事はないです。マナー違反です。

「沢山の数の身内PCでグループを作って、人海戦術でシナリオを私物化する」

 確かにPBMは数が力みたいな処はあり、PCが集まるのはそのグループが支持されている証ですが、やりすぎると他のPLが楽しめなくなってしまいます。

 大勢でシナリオの方向性を曲げる。

 本人達は無自覚な事もあるのですが勿論、これもマナー違反です。

「ギャグならば深刻にならない、自分は死なないとも思い込む」

 何か重大犯罪を起こす様な時、シリアスな雰囲気ではなくわざとギャグめいたテイストをアクションに仕込んでくる。「ギャグは人が死なない」の理屈でわざとふざけて自分達のやっている深刻さをごまかそうとする。

 解っていてやっているとしたらマナー違反です。

「MSとの距離が近すぎる」

 PLがMSと友人関係になり、ただアドバイスやアイデアを共有するだけならまだしも、企業秘密の重要情報をMSが見せたりすると笑えない事になります。

 これはルール違反です。

 昔、あるMSを陥れる為に「自分がそのMSと癒着している事を匂わせる」行動を周囲からよく見える所に提示していたPLがいたそうですが、これは会社への通報ものです。

 このケースの場合、MSにアリバイ的なものがあり、それを知る人も多かったので一発で見破られたそうです。これも完全にルール違反です。

 ……今回はちょっとネガティブな話になってしまいましたね。

 私はあなたなら『ゲーマー』として、ルール違反な事は行わないと思っております。

 あと三ヶ月です。悪の誘惑にはまらずに生きましょう。

 では、来月もあなたにPBMの守護精霊の御加護がありますように。

 九月某日 百円アイスMS拝」

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