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第6ターン(八月)

 第六回:個別マスターより

「今月も『Drハルマゲの危険な世界』に参加してくれてありがとうございます。今回も私信をありがとうございました。

 すっかり暑くなりましたね。これで最後の夏も例年通りの夏として過ぎていきそうです。

 シナリオも折り返し地点を迎え、あらためて最終目標を見据えなおす時になってまいりました。

 いよいよ次回から舞台は宇宙です。宇宙へ行ったらぜひ巨大隕……いや、なんでもありません。

 私信にありました「どの様な事に気をつけてマスタリングしていますか?」という質問ですが、私は様様なPBMの先達であるマスターの金言を念頭に置いている事が多いです。

 私がPL時代、渡り歩いたPBMは一社や二社ではありません。

 例えば「よきMSでありたければPLだった頃の気持ちを忘れてはいけない」

 PBMのリアクションがいつ届くか毎日、郵便箱を気にしていた頃の気持ちを想えば、遅刻なんか出来ないし、カスだったリアクションをもらった時の気持ちを忘れなければ、自然といいリアクションが書ける様になる、というわけです。

「敵に捕まってピンチになっているNPCを助けに行ってもらいたければ、そのNPCを助けに行かなくてもいいです、とリアクションで告げる」

 MSとしてそのNPCを助けに行ってほしくても、そこで「助けに行きましょう!」とPCを焚きつけるのは並の演出。他のNPCには「助けに行く必要はありません」と断言させ、周囲に「あいつを助けに行く奴は馬鹿だ」「本部で待機」、MSからは「自由に過ごして下さい。アクションは白紙で構いません」と告げる。この方が断然、助けに行きたくなる。そしてかっこいい。大切なのはそういう事と教わりました。

「行動の選択肢は、場所で分ける」

 PCの次回行動選択肢はただ「○○の情報を集める」「××の情報を集める」「▽▽と戦う」と書くよりも「○○の情報を街の中心で集める」「××の情報を冒険者ギルドで集める」「▽▽とバルタール広場で戦う」と場所を指定して分けた方が、より具体的内容をPLは考えやすいし、MSとしてもPCのアクションが混在せずに整理、把握しやすいのです。

「テーマは後から考える」

 小難しい理屈を捻る前に、可愛いNPCを作って物語をスタートさせれば、おのずから彼女がテーマを語り出します。

「PCはいつだってNPCよりかっこいい」

 MSは時として自分で作ったNPCを思い入れたっぷりに描きがちですが、あくまでもPBMの主役はPCなのです。NPCが主役になっては本末転倒です。

 とりあえず、こんなところですかね。

 さて、最後の敵の正体も見えてきましたが、泣いても笑ってもあと四ヶ月! あと本当に四ヶ月しかなのです!

 ゲームの方はハッピーエンドで終わりたいですが、それはPC達のアクションにかかっています。

 では、来月もあなたにPBMの守護精霊の御加護がありますように。

 八月某日 百円アイスMS拝」

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