聖書の代書をする仕事
「完璧な聖書などといったものは存在しない。完璧な神話が存在しないようにね」
「ねえ、あなたは何の歌を聴いているの?」
「僕が聴いてるのは歌じゃない。女神の声さ」
「女神の声なんて聴いて何になるのかしら?」
「貴族達の家の本棚に新しい聖書が一冊増えるよ。聖書の代書をするのが僕の仕事さ」
「まるで、右のポケットにあるコインを、左のポケットに移すような仕事ね?それって仕事といえるのかしら?」
「少しは、ピカピカのコインにはなるさ。少なくともね。僕のパンツのようにね」
「ふーん」
彼女はどうでも良さそうに、僕のパンツを脱がすと洗濯に向かった。まるで、赤ピクミンの群れを水たまりに突っ込むようにね。
「ねえ、あなたは何の歌を聴いているの?」
「僕が聴いてるのは歌じゃない。女神の声さ」
「女神の声なんて聴いて何になるのかしら?」
「貴族達の家の本棚に新しい聖書が一冊増えるよ。聖書の代書をするのが僕の仕事さ」
「まるで、右のポケットにあるコインを、左のポケットに移すような仕事ね?それって仕事といえるのかしら?」
「少しは、ピカピカのコインにはなるさ。少なくともね。僕のパンツのようにね」
「ふーん」
彼女はどうでも良さそうに、僕のパンツを脱がすと洗濯に向かった。まるで、赤ピクミンの群れを水たまりに突っ込むようにね。
01. 聖書を代書する。それは、青ピクミンを仕舞って赤ピクミンを引っこ抜くようなものだ。
2025/02/16 16:09
02. 赤ピクミンは水溜りに沈み、青ピクミンは炎に焼かれた
2025/02/17 07:00
03. それはまるでカメの甲羅を踏み続けるようなものだ
2025/02/18 12:00
(改)
04. ある晴れた日にパンツを洗って干すように
2025/02/19 12:00
(改)